脱炭素社会を目指すPersefoniがENECHANGEのプログラムに参加
PersefoniがENECHANGEプログラムに選出
脱炭素に向けた取り組みが進む中、カーボンフットプリント管理を手がけるPersefoniがENECHANGEが提供するエネルギーイノベーションプログラム、ENECHANGE INSIGHT VENTURES(EIV)の参加企業に選ばれました。これは、企業と金融サービスのためのカーボン会計・管理プラットフォームを提供している同社にとって、大きな一歩となります。
Persefoniは、米国アリゾナ州に本社を置く企業で、CEO兼共同創設者のケンタロウ・カワモリ氏が率いています。EIVプログラムは、2050年カーボンニュートラルに向けた日本政府のグリーン成長戦略を支援するべく、欧州、北米、オセアニアなどから選ばれたベンチャー企業を参加させ、脱炭素に関するソリューションの提供を促進しています。
2023年7月29日には、EIVが開催するオンラインセミナーに出席し、さまざまなスポンサー企業が集まる中で、自社のプラットフォームを紹介する機会を得ます。参加企業にはENEOSや東北電力といった大手電力関連企業が名を連ね、ネットゼロ目標を掲げる企業に対してPersefoniの強みを伝えるチャンスです。
Persefoniの強み
Persefoniの提供するプラットフォームは、企業や行政が脱炭素への取り組みを強化するために実用的なソリューションを提供します。具体的には、組織がリアルタイムでカーボン関連のデータを収集・管理し、規制の変化に迅速に対応したレポートを生成することが可能です。これにより、環境対応の取り組みが一層促進されることが期待されています。
ケンタロウ・カワモリ氏は、「EIVの選出によって、Persefoniのプラットフォームを日本の大手エネルギー企業に広める機会を得ました。同じ目標を持つ企業との対話を期待しています」と語っています。これにより、脱炭素社会の実現に向けたアライアンスが形成されることでしょう。
Persefoniは2020年に設立され、カーボンデータ専用のERP(統合基幹業務システム)を提供しています。その技術力は高く評価され、2021年SXSW Pitchで「Enterprise and Smart Data」部門で優勝し、Environment + Energy Leaderの2021年のトッププロダクトにも選ばれました。また、最新のSolution Rice Investment Groupのラウンドでは1,300万ドル以上の資金を調達しています。
未来に向けた挑戦
最近、Persefoniは200以上のグローバル応募者の中から、AWS Clean Energy Acceleratorプログラムのファイナリストに選出されました。これにより、同社は更なる成長を遂げることが期待されています。カーボンフットプリントの管理システムは、単なるデータ整理に留まらず、企業のサステナビリティスコアを強化し、その管理を厳密なものに変えていきます。
Persefoniは、企業や金融機関にとって欠かせないパートナーとして、脱炭素に向けた新たな可能性を切り開いていくでしょう。今後の活動に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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Persefoni AI, Inc.
- 住所
- 2415 West Broadway RoadMesa, Arizona, 85202, United States
- 電話番号
-
480-780-9034