FusicとUpstageが提携
2025-04-03 14:34:25

FusicとUpstage、生成AI分野での戦略的提携を発表

福岡市を拠点とする株式会社Fusicと、東京都港区に本社を置くUpstage AI株式会社が、生成AI分野での戦略的提携を結んだことが発表されました。この提携は、両社の強みを活かし、日本市場における生成AIソリューションの導入を加速することを目指しています。

提携の背景と目的


Fusicは地域に根ざした顧客ネットワークを強みとし、UpstageはFortune500企業への導入実績を有する大規模言語モデル(LLM)「Solar」シリーズを展開しています。今回の提携では、両社の技術とネットワークを融合させることで、生成AIソリューションの導入を加速させる狙いがあります。具体的には、PoC(概念実証)プロジェクトの推進や市場投入戦略の共同策定、人材育成など幅広い分野で協業が予定されています。

各社の役割と活動内容


提携における各社の役割は明確に分かれており、UpstageはLLMやDocument AIに関する技術トレーニングや具体的なユースケースに関するアドバイザリーを提供します。また、AWS Marketplaceを通じたソリューション展開支援も行います。

一方、Fusicは特に九州地域を中心に顧客開拓や新規PoCプロジェクトの推進に注力し、生成AI関連のイベントを共同開催し、地域との連携を強化していく方針です。

代表者コメント


Fusicの代表取締役社長である納富貞嘉氏は、福岡と韓国の距離が近く、これを利用してUpstageとの協業を進めたい意向を示しました。韓国を代表するAI企業との連携を通じて、同社の生成AI事業を強化することに期待を寄せています。

また、UpstageのCTOイ・ファルソク氏は、Fusic社との協業により、日韓のビジネス連携がさらに深まることに喜びを感じています。Upstageの代表取締役松下紘之氏も、九州を代表する企業であるFusic社との連携を光栄に思い、「人間中心のAI」を通じて新たな地方創生を目指す意気込みを語りました。

Upstageについて


Upstageは2020年に設立されたグローバルなAIスタートアップで、生成AI言語モデルとDocument AI技術を通じて、日本企業の業務効率化を図っています。同社は「Building intelligence for the future of work」をミッションに掲げ、ユーザーに価値を提供するAI技術の開発に取り組んでいます。これにより、企業がより効率的に業務を行えるようサポートします。

このように、FusicとUpstageの提携は、生成AI分野における新たなビジネスモデルを構築する大きな一歩となるでしょう。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
Upstage AI株式会社
住所
東京都港区北青山1-3-3 三橋ビル3階
電話番号

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