副業と本業の労働時間がもたらす新たな課題
多くの人が副業を行う現代、知らず知らずのうちに複雑な労働環境に直面することがあります。特に、本業と副業の労働時間が合算されるという事実は、多くの社員や雇用者が見落としがちな点です。このルールを理解しないまま働くことで、大きな経済的な負担を抱えることになるかもしれません。
労働基準法と残業代の基本
労働基準法によれば、労働時間は1日8時間が上限となっています。しかし、この8時間は本業だけのものではなく、副業での時間も含めた合計時間に関連しています。つまり、本業で8時間以内に収まっていると思っていても、副業を含めると実は残業代が発生する可能性があるのです。雇用者が副業についての規定をしっかり確認しないと、予期せぬ高額の残業代支払いに直面することになりかねません。
無料セミナーのご案内
そんな懸念を解消すべく、一般社団法人クレア人財育英協会では、無料セミナーを開催することが決定しました。2025年9月1日(月)12:00から13:00までの1時間、東京都千代田区の本社で行われます。このセミナーでは、特定社会保険労務士である小野純氏が講師を務め、労働時間通算ルールの基本や、後契約となる会社の支払い義務に関する詳細を解説してくれます。
セミナーの要点
- - 労働時間通算ルールの基本
- - 「後契約」の会社に支払い義務がある理由
- - 本業側が残業代負担に気づきにくい理由
- - 副業の勤務条件についての確認方法
- - 必要な社内ルールの周知とその注意点
このセミナーは、労働環境における様々な疑問にも答える内容になっており、参加者はビジネスにおけるリスクを軽減するためのノウハウを得ることができます。
講師のご紹介
講師の小野純氏は、特定社会保険労務士として、パワハラ防止法施行前から多くの企業や教育機関で労務研修を行ってきました。法律をどのように現場に落とし込むかを重視しており、実践的な講義に定評があります。また、雇用クリーンプランナー資格の監修や講師を務めるなど、豊富な経験を有しています。
雇用クリーンプランナーとは
雇用クリーンプランナーは、ハラスメントの「予防」と「相談対応」に特化した資格で、実務に直結した内容を学べるものです。20時間の講義で、現場対応力を身につけることができ、社内研修にも活用可能なこの資格は、すでに全国で650名以上が取得しています。
メディアからの取材対応について
小野講師への取材や専門的なコメントの提供も可能ですので、関心のあるメディア関係者の方々は、お気軽にお問い合わせください。希望する特集企画に合わせて柔軟な対応を行います。
お問い合わせ
一般社団法人クレア人財育英協会 事務局(担当:大田)
TEL:03-6380-8095
MAIL:
[email protected]
Web: https://caa.or.jp/
このセミナーを通じて、働く上での理解を深め、安心できる労働環境を築く手助けができればと思います。