増進堂・受験研究社が支援する「学びのBOOK FUND協会」
株式会社増進堂・受験研究社が新たに設立した「学びのBOOK FUND協会」は、すべての子どもたちが質の高い学びにアクセスできる社会を目指しています。経済的、地理的、災害などの様々な条件にかかわらず、未来を切り拓く子どもたちの支援がこの協会の目的です。
協会設立の背景と目的
今回の協会設立は、子どもたちが自らの未来を形作り、希望に満ちた人生を歩む手助けをするために行われました。どんな環境でも、自分の可能性を最大限に引き出す学びの機会を提供することを目的としており、具体的には学習書や支援教材の提供を行っています。
これまでにも増進堂・受験研究社は、災害時においても学ぶ機会を逃すことがないよう支援を行ってきました。2020年7月には熊本県での豪雨災害を受けて、被災児童に対して学習参考書を提供しました。また、2024年1月には能登半島地震で被害を受けた子どもたちへの支援も行いました。
教材の寄贈活動
特に注目すべきは、増進堂・受験研究社が一般財団法人日本出版クラブが推進する「読書のめぐみ運動」に賛同し、様々な背景を持つ子どもたちのために教材を寄贈している点です。矯正施設や児童福祉施設に対しても教材の寄贈を進めており、学びの機会が限られている子どもたちに貢献しています。
2024年11月には約4,000冊の教材を新たに積み立て、支援活動の迅速な対応を実現する体制を整えました。これにより、今後の寄贈活動や学習支援がさらに充実することが期待されます。
未来に向けた展望
増進堂・受験研究社のミッションは、「学ぶすべての人に、最良の学びを届ける」というものです。この協会の設立を通して、子どもたちが等しく質の高い学びにアクセスできるよう、今後もグループ一丸となって取り組む姿勢を示しています。特に、AIやVRなど新しい技術を駆使した教育事業の推進にも力を入れており、未来の教育の在り方を切り拓いていく考えです。
企業情報と連絡先
増進堂・受験研究社は1890年に創業した教育出版業者で、長年にわたり先駆的な教材を開発し続けています。今回はこの協会の設立を通じて、質の高い教育を提供するための新たな一歩を踏み出しました。
所在地は大阪市西区、新町3丁目3番6号で、代表者は岡本泰治氏です。興味のある方は、公式ウェブサイトやお問い合わせ先を通じて詳細を確認できます。
増進堂・受験研究社 公式サイト
【お問合せ先】
担当:総務部広報・マーケティング課
E-mail:
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