子どもと一緒に学べる！免疫の大冒険「からだウォーズ」の魅力に迫る

体験型イベント「からだウォーズ免疫細胞軍vsウイルス連合軍」

東京都江東区、日本科学未来館で開催中の「からだウォーズ免疫細胞軍vsウイルス連合軍」は、親子で楽しめる新たな体験型イベントです。このイベントは、2025年11月26日から2026年1月25日まで開催され、オープン直後の10日間で来場者数は1万人を超え、大きな注目を集めています。さらに、12月8日には1.5万人を突破し、多くの親子連れがイベントを訪れています。

快適な秋冬季節の到来と共に、感染症対策が気になる時期。特に、インフルエンザの早い流行が懸念される中、本イベントは参加者に「免疫」に関する重要な知識を提供し、楽しみながら学べる機会を提供しています。実は、キリンホールディングスが行った調査によれば、未就学児を持つ親の約80%が、子供の症状回復後に自身の体調不良を経験しており、家族全体での免疫についての理解が求められています。これがイベント開催の背景にもなっています。

イベント内容の紹介

この体験型イベントでは、参加者は「免疫細胞軍」と「ウイルス連合軍」に分かれ、さまざまなコンテンツを通じて免疫やウイルスについて学んでいきます。特に、視覚で理解することに重きを置き、模型やパネルを用いて知識を分かりやすく解説しています。

免疫細胞軍エリア

- ここでは、免疫細胞の構造や機能について詳しいパネルを通して学びます。これにより、免疫機能を支える生活習慣や栄養素がどのように関与するのかを体感的に理解できる仕組みになっています。

ウイルス連合軍エリア

- 反対側のエリアでは、ウイルスの成り立ちやその特徴を紹介するパネルが用意されています。ウイルスに感染しやすい人々の傾向や、病気を予防するための重要性についても詳しく解説され、参加者はリスクに対する理解を深めることができます。

ゲームを通じて学ぶ

さらに、イベントでは楽しいリズムゲームが用意されており、参加者は音楽に合わせて正しいボタンを押して得点を競い合います。免疫細胞軍では、生活習慣や栄養に関する情報をタイムリーに押すことでスコアが加算され、ウイルス連合軍では感染しやすい特徴をタイミングよく押すことで得点を得られます。
このように、ゲーム感覚で「免疫」と「ウイルス」の関係を楽しく学ぶことが重要なポイントです。

玉投げゲームで体感する免疫の働き

また、免疫細胞が100のウイルスを倒す目的の玉投げゲームも展開されており、子供たちは免疫の司令塔と連携しながら勝利を目指します。この体験を通じて、免疫機能に関する理解が深まります。

家庭でも学べるボードゲームの配布

本イベントでは、愛知県の小学5年生が制作した感染症対策を学べるボードゲーム「CELL ‘SHOGI’ BATTLE」をもらえるチャンスもあります。このボードゲームは、免疫細胞対ウイルスをテーマにしたもので、遊びながら学ぶことができるため、自宅でも免疫の仕組みについて楽しく知識を深めることができます。
先着順で配布されるため、小さなお子様をお持ちの方はお見逃しなく！