ファッションで子どもたちに笑顔を！衣類寄付プロジェクトの活動報告

ファッションで子どもたちに笑顔を！

2023年8月24日、合同会社白ねこグループESG推進部は神奈川県立こども医療センターに、新品の衣類17着を寄付しました。この活動は、多くの小児科患者が入院している5西病棟への支援を目的としています。

衣類寄付の経緯

感染症の影響で直接患者さんに寄付することが難しい中、私たちは病院の会議室を利用して、看護課長に衣類を手渡しました。この寄付された衣類は、アパレル業界での売れ残り品であり、廃棄処分されるはずだったものです。私たちは、こうした衣類を届けることで、廃棄削減にも寄与できたと考えています。

また、ボランティアコーディネーターの加藤さんからは、オンラインイベントで患者さんが楽しんでいる様子が伝えられ、「親御さんも感動した」という嬉しい言葉もいただきました。

仕分け作業とオンラインイベント

寄付活動の前には、2回の衣類仕分けと梱包作業を行いました。初回の仕分けでは、寄付された衣類をチェックし、写真を撮影、リスト作成を行いました。これにより、今後の活動に役立つ衣類カタログを作成しました。

2回目の作業では、患者の希望に基づき衣類のピッキングやメッセージカードの作成も行い、細部にまで気を配った配慮がなされました。これらの努力の結果、患者さんにとって心温まる体験を提供できました。

特に興味深いのは、8月9日に実施したオンラインイベントです。このイベントでは、私たちの代表とESG推進部のメンバーが登壇し、患者さんに衣類の選び方やアパレル業界の廃棄問題について説明を行いました。参加者は、自身の好みに合った衣類を選ぶことができたのです。

神奈川県立こども医療センターについて

この医療センターは、横浜市に位置し、地方独立行政法人として運営されています。小児科患者を中心に、長期入院の必要がある子供たちに支援を行なっています。

プロジェクトの広がりと今後の展望

「ファッションを通じて患者さんを笑顔に！」プロジェクトは全国へ拡大する予定です。小児科患者に限定せず、全ての患者さんへの支援を考えており、病院だけでなく高齢者施設への活動も視野に入れています。さらに、民間企業との協力を通じて、衣類廃棄問題の解決や持続可能なファッションの重要性を広める予定です。

また、2023年度内にNPO法人として活動を移管し、より信頼性のある形にする考えです。これにより、さらなる社会貢献活動を推進し、多くの協力を得られることを期待しています。