ドレスデン国立歌劇場バレエ団の特別なワークショップ
2023年8月9日、スタジオマーティ三田慶応でドレスデン国立歌劇場バレエ団のプリンシパル、クリスチャン・バオホによるコンテンポラリーワークショップが開催されました。バオホ氏は世界的に活躍するダンサーであり、彼の指導を受ける貴重な機会となりました。
ワークショップは、90分間の特別クラスで、参加者たちは「心で踊る」という真髄を実感しました。特に、バオホ氏が振付したヨハン・インガーの作品に触れることができたのは、日本ではなかなかない貴重な体験です。彼の指導のもと、受講者たちは感情豊かに体全体を使って表現し、熱気に満ちたクラスとなりました。
ワークショップの背景
このイベントは、マーティ株式会社の「ダンスライフパートナー」というビジョンに基づいて企画されました。主催者は、人々により充実したダンスライフを送ってほしいという願いをもとに、様々な踊る空間を提供してきました。これまでにもいくつかの海外バレエ団やダンサーとの交流を通じて、「踊り」から生まれる「感動」を追求してきたのです。今回のワークショップも、未来のダンサーたちにとってかけがえのない経験を提供することを目指しています。
講師のクリスチャン・バオホについて
クリスチャン・バオホ氏の経歴は非常に印象的です。彼はパルッカシューレドレスデンで学んだ後、シアターケムニッツやフォーカスダンスカンパニースウェーデン、マインツバレエ団での経験を経て、ドレスデン歌劇団に入団しました。そして2017年にプリンシパルに昇格し、『ロミオとジュリエット』でのキャピュレット伯爵役や『マノン』での看守役など、数々の主要な役を演じてきました。
彼がワークショップで発した「皆さんは今まさにSTARSです!可能性を全身に秘めている。躊躇せずに様々な踊りに挑戦してほしい」という言葉は非常に印象的でした。彼の経験からくる大局的な視点が、参加者たちにとって新たな挑戦へのインスピレーションになりました。
今後の公演情報
バオホ氏は今年、日本初来日となる「バレエアンサンブルガラ2025」にも出演予定であり、ダンサーとしての彼のパフォーマンスは多くの日本のバレエファンを魅了しました。この公演の模様や詳細については、公式サイトで確認することができます。
バレエアンサンブルガラ2025 - 公式HPはこちら
まとめとして、今回のワークショップは参加者にとって非常にためになる貴重な経験でした。今後もこのようなイベントが開催されることで、さらなるダンサーの成長が期待されます。