株式会社STYZ、文化的多様性評価のブロンズ認証を取得し新たな一歩を踏み出す

株式会社STYZ、Cultural Diversity Indexブロンズ認証を取得

株式会社STYZは、文化的多様性の向上を評価する「Cultural Diversity Index（CDI）」において、ブロンズ認証を取得しました。この認証は、B Corp認証に続くもので、企業の多様性と包摂性に対する取り組みが外部から評価されたものです。STYZは、社会の包括性を高める企業として、今後もさらなる実践を推進します。

Culture Diversity Indexとは

Cultural Diversity Index（CDI）は、移住背景を持つ難民や避難民を含む人々が、言語や文化の壁を越えて勤務しやすい職場環境をどれだけ整えているかを示す指標です。この評価は「行動宣言」「採用・インターン」「職務環境」「組織文化」「社会貢献活動」など、39項目に基づいています。コミュニティ全体の多様性を高めるためには、単なる採用人数の多さではなく、能力を最大限に引き出すための環境作りに重きを置いています。

評価のランクはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーンの5つに分かれていて、STYZはその中で「ブロンズ」ランクを取得しました。この認証は、文化的多様性の推進において基盤を整え、実施が始まったことを指し示しています。

STYZの取り組みと認証の意義

「ブロンズ」認証を取得したSTYZのスコアは16〜29点で、これは文化的多様性の推進において基盤を構築し、実践するための足掛かりを持つ段階であると評価されています。代表取締役社長の田中辰也氏は、「あらゆる境遇を打破できる社会」というビジョンのもと、テクノロジーやデザインの力で社会問題を解決する事業を展開しています。STYZは、移住背景による言語や文化的な壁を「境遇」と捉え、オープンで包含的な職場環境の構築を重視しています。

文化的多様性の実践こそ、私たちのビジョンの礎です。

> — 株式会社STYZ 代表取締役社長田中辰也

田中社長は、Cultural Diversity Indexのブロンズ認証は、同社が掲げるビジョンを組織に実装するための重要な第一歩であると述べています。これまで社会課題解決に取り組んできたSTYZは、言語や文化の違いを尊重し合い、安全で学びの場を提供することが必須であると考えています。この認証を契機に、組織全体の公平性と公正性の実現に向けてさらなる努力を続けていくことを表明しています。

今後の展望

STYZは、今後も多様なバックグラウンドを持つメンバーが安心してその能力を発揮できる職場環境の整備に力を入れていきます。組織内部の多様性を強みとして活かし、民間から多様な社会保障を提供するというミッションの実現に向けて、全力で取り組んでいくでしょう。

株式会社STYZについて

STYZは「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」というミッションに基づき、いくつかの事業を展開しています。それは、非営利セクター向けの新しい資金流入を促進する『ドネーションプラットフォーム事業』、企業課題と社会課題を共に解決する『インクルーシブデザイン事業』、そして、次世代のテクノロジーで人間ならではの経験を創造する『システム開発＆エンジニアリング事業』です。これらの3つの事業を通じて、ビジネス、行政、NPO、個人の間で様々な社会課題に対処する仲介者として機能しています。