南三陸ワインプロジェクトが生み出した新たな味わい
南三陸町の地域振興を目指す「南三陸ワインプロジェクト」が、初めて商品化したワインを発表しました。その名も『DELAWARE SPARKLING 2017』と『DELAWARE 2018』です。このプロジェクトは南三陸町での新たな産業としてワイナリーの設立を計画し、地域の食材とのコラボレーションを通じて、さらなる産業振興を目指しています。
プロジェクトの背景と目的
南三陸ワインプロジェクトは、2017年に地域おこし協力隊のメンバーによって設立されました。耕作放棄地を利用してワイン用のぶどうを栽培し、海産物と共に楽しむ新たな南三陸ブランドの構築を進めています。2019年には法人化し、本格的な醸造活動を始めたことで、地域の特産品を活かした6次産業化に貢献しています。
こだわりのワインの特徴
新登場の『DELAWARE SPARKLING 2017』は、11%のアルコール分を持つ辛口スパークリングワイン。グレープフルーツの香りが特徴で、レモンイエローの色合いも魅力です。750mlの容量で、価格は2,500円(税抜)で、特に酸味が際立つその味わいは、さまざまな料理と相性が良いとされています。
もう一つの『DELAWARE 2018』は、11.5%のアルコール分を持つ辛口白ワイン。完熟ぶどうによる青リンゴのような香りがフレッシュで、低温発酵により雑味を抑えた一品です。こちらも同様に750mlで2,500円(税抜)にて販売されます。
どこで購入できるのか
この2つのワインは、2019年4月17日(水)に仙台市で行われる「南三陸福興市 in 仙台」及び、4月28日(日)に南三陸町で開催される「第89回 8周年記念志津川湾ほたてほやまつり福興市」での販売を予定しています。地域の参加者とともに、南三陸の豊かな食文化を発信する貴重な機会です。
未来への展望
プロジェクトは今後も、南三陸町内で栽培したぶどうを使用したワインの醸造を計画しており、2021年までには南三陸町におけるワイナリー設立の実現を目指しています。この取り組みを通じて、地域の名産品とともに南三陸の魅力を全国に広めていくことでしょう。
お求めは
公式ウェブサイトをご覧ください。地域の恵みを感じるワイン、ぜひご賞味ください。