福井県が「Concur Expense」を旅費システムに採用しデジタル化を加速
福井県が「Concur Expense」を旅費システムとして導入
福井県では、デジタル化が進む行政手続きのニーズに応える形で、出張・経費管理のクラウドシステム「Concur Expense」を新たな旅費システムとして採用したことが発表されました。この導入は、株式会社NTTデータ・ウィズと株式会社コンカーとの協力によって実現しました。
デジタル化の背景と旅費システムの再構築
福井県では、ペーパーレス化が求められる様々な行政手続きへの対応が急務となっていました。そのため、財務会計システムを更新することを決定し、令和6年4月から「福井県旅費システム再構築業務」がスタートします。この一環として、「Concur Expense」が導入され、令和7年4月からの運用が見込まれています。
「Concur Expense」の特長
「Concur Expense」は、経路検索サービスや様々なキャッシュレス決済サービスとの連携を特徴としており、AI-OCR技術を利用することで旅費明細を自動的に生成できる点が大きな魅力です。これにより、申請者や承認者の業務が大幅に効率化され、時間的余裕を生み出すことが期待されています。さらに、2024年には日本にデータセンターも開設される予定で、多様な業界から支持を受けていることも特筆すべき点です。
コンカーのビジョンと今後の展望
株式会社コンカーは、DXの推進に注力しており、地方自治体や公共団体との連携を強化し続けています。彼らの目標は、官民双方のビジネスプロセスの効率化を進め、競争力の強化を図ることです。
株式会社コンカーの概要
コンカーは、出張・経費管理クラウドのグローバルリーダーであり、日本法人は2010年に設立されました。同社は「Concur Expense」や「Concur Travel」、「Concur Invoice」といったサービスを通じて、企業の間接費の管理や従業員の働き方の改革を支援しています。詳細情報は、公式ウェブサイト www.concur.co.jp をご確認ください。
SAP Concurのブランド価値
SAP Concurは、世界的に認知される出張や経費、請求書管理のソリューションを提供するブランドです。そのモバイルアプリは従業員の出張をサポートし、経費の自動入力や請求書の承認を簡略化します。リアルタイムのデータ分析を用いることで、効率的な支出管理が実現します。
こうした背景から、福井県での「Concur Expense」の導入は、公共機関におけるデジタル化の一つの成功例として注目されます。多くの自治体が持続的な業務改善を目指す中で、今後の展開がとても楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社コンカー
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-2-1三井物産ビル
- 電話番号
-
03-6737-4300