団地と焼きたてパン
2015-11-20 10:00:03

焼きたてパンで団地活性化!スワンベーカリーが品川にオープン

焼きたてパンで団地活性化!スワンベーカリーが品川にオープン



品川区八潮にある「UR賃貸住宅 八潮品川パークタウン」内に、新たなベーカリーショップ「スワンベーカリーパトリア品川店」が2015年11月25日にオープンしました。この店は、地域の活性化を目指す新しい試みの一環として、日本総合住生活と株式会社スワンの共同プロジェクトのもとに誕生しました。

団地の課題とスワンベーカリーの役割



団地は日本の集合住宅の象徴であり、特に1960年代から広がりを見せましたが、現在では高齢化や商店街の衰退といった問題に直面しています。入居者の高齢化による地域コミュニティの希薄化や商業施設の「シャッター商店街化」が進んでいるのです。そんな現状を背景に、日本総合住生活は「スワンベーカリー」を通じて、地域の人々に訪れてもらうことで、団地を活性化しようとしています。

スワンベーカリーは、故・小倉昌男氏によって設立されたもので、障がい者の自立と社会参加を支援する理念に基づいています。「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きる社会の実現」を目指しており、全国に28店舗を展開している人気のベーカリーです。

焼きたてパンを楽しめる場所



「スワンベーカリー」では、人気のパンメニューを取り揃えています。特に「ショコラ」や「くるみロール」、さらに日本の人気商品「スワンの食パン」など、焼きたての美味しさを提供しています。地域の皆さんにとって単なるパン屋ではなく、気軽に立ち寄れるコミュニティの中心地となることを目指しています。

このお店は、障がい者の雇用の面でも注目されています。東京都港区にあるNPO法人たいらかとの連携により、発達障がいを持つ方々が職場で活躍する機会を得ています。これにより、障がい者が働ける環境を提供し、地域全体の意識改革にも寄与しています。

スワンベーカリーの魅力



スワンベーカリーの魅力は、ただ美味しいパンを提供するだけにとどまりません。障がい者雇用を通じて、社会的な課題に対して積極的に取り組む姿勢や理念が多くの人々に支持されています。訪れた際には、焼きたてのパンを楽しむとともに、地域や社会について考えるきっかけになるかもしれません。

店舗は東京都品川区八潮5-5-3、UR賃貸住宅「品川八潮パークタウン」の商業施設内に位置し、営業時間は午前10時から午後8時までとなっています。アクセスも良く、JRや東急線、りんかい線の大井町駅からバスで15分と便利です。

まとめ



ぜひ、地域の方々や近隣の方々は「スワンベーカリーパトリア品川店」に立ち寄ってみてください。焼きたてのパンを味わうことで、地域のコミュニティの活性化を実感できることでしょう。スワンベーカリーは、美味しいだけでなく、地域活動や障がい者の雇用促進にも取り組む感動的な場所です。

会社情報

会社名
日本総合住生活株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町1-9
電話番号

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