V FASTチャンネル、Androidアプリリリース
無料でVポイントが貯まる動画配信サービス「V FASTチャンネル」が、2025年7月23日(水)よりAndroid版スマートフォンアプリを提供開始します。これは、東京都渋谷区に本社を置くFAST株式会社、BBM株式会社、そしてCCCMKホールディングス株式会社が共同で展開する新たなサービスです。
「V FASTチャンネル」は、視聴者が選んだコンテンツではなく、事前に編成されたジャンル別の内容を自動配信する「FAST(Free Ad-supported Streaming TV)」形式を採用しています。この仕組みにより、視聴者は従来のテレビのようにリニア型でコンテンツを楽しむことができ、使い勝手が大きく向上します。2025年6月3日(火)にはテレビ版アプリが先行リリースされ、好評を博していました。
ユーザー体験の向上に向けた取り組み
新たにリリースされるAndroid版アプリは、場所や時間に制約されない動画視聴を可能にし、さらに「V FASTチャンネル」を楽しむ環境を提供します。事前の調査では、視聴者の88%が映像コンテンツを「ながら視聴」する傾向があることが分かり、これに応じた「#ゆる見」という新しいスタイルも推奨されています。
6月2日のテレビ版リリース後の1ヶ月間のデータによれば、30代から50代のユーザーが多く、視聴の平均時間は約4時間に達しました。視聴のピーク時間帯は17時〜19時および23時〜25時台に集中しており、特に既存のSVODサービスとは異なる視聴傾向を示しています。これにより、「V FASTチャンネル」独自の視聴スタイルを楽しむユーザーの姿が確認できました。
アプリの特長とキャンペーン
新たに提供されるAndroidアプリでは、テレビ視聴に加え、移動中の短時間視聴にも対応。視聴時間に応じてVポイントが貯まる仕組みがそのまま引き継がれ、多彩なジャンルの動画コンテンツが楽しめます。さらに、アプリのリリースを記念して、先着1万名にVポイント50ポイントをプレゼントするキャンペーンも実施されます。応募は簡単で、1時間以上視聴を行うだけで賞品がもらえます。
テレビ版アプリの拡大
すでに展開されているテレビ版アプリも、対応デバイスの推奨環境が拡大し、他の視聴者にも利用してもらえる機会を増やします。Google TVやFire TVなど、さまざまなデバイスで簡単に視聴が可能です。
FAST株式会社とBBM株式会社は、グローバルで成功しているFASTビジネスモデルを当地に応じた形で改良していく方針です。また、CCCMKホールディングスは、V会員数1.3億人に向け「#ゆる見」を普及させ、視聴者が日常生活の中で映像を楽しむだけでなく、Vポイントを貯めながら楽しめる新しいスタイルを提案することを目指しています。
まとめ
「V FASTチャンネル」は、日本国内の視聴スタイルに特化したコンテンツと機能の拡充を進め、視聴者にとってより快適なサービスを提供していくことを目指しています。新しいAndroidアプリの登場により、多数のユーザーにリーチし、さらに多彩なエンターテインメント体験を提供する未来が期待されます。