和歌山出身の森原大輔が新たな物流の未来を創造
和歌山県すさみ町出身の株式会社Azoop営業2部部長・森原大輔氏が、中古トラック流通の自由化に挑んでいます。彼は、「次世代に、新たな選択肢と可能性を。」というミッションを掲げ、商用車マーケットプレイス「トラッカーズ」を通じて、物流の透明性を高めていくことを目指しています。これは彼自身の出身地・和歌山を支える手段ともなります。
異色のキャリアを経てAzoopへ
31歳という若さで多様な職歴を持つ森原氏。彼はホテルや料亭での調理師経験を持つほか、解体業やケーブルテレビのメンテナンス、さらには株式会社リクルートでの営業経験もあります。これらの経験を経て、2021年にAzoopに入社しました。「環境が整わない状態から自分が仕組みを作るフェーズに寄与したい」との想いから、50名以下のベンチャー企業を選びました。
Azoopでは、彼がパートナー営業部の責任者として活躍しています。この部門では中古トラックの売り手と買い手の価格交渉を同時に行い、双方の利益を最大化することを目指しています。
国際的な市場での挑戦
「トラッカーズオークション」では、8割以上の買い手が外国籍の事業者です。バングラデシュやアフガニスタンなど多国籍の買取事業者と日本の運送会社を繋ぐことで、今まで困難だった商談を実現しています。文化や商習慣の違いが課題になることもありますが、森原氏はこのギャップを乗り越えることにやりがいを感じています。
売却価格だけでなく、スムーズな取引も重要です。「期日を守られないお客様もおり、入金遅延の問題もありますが、それを解決するのが我々の仕事です。」と森原氏は語ります。彼自身も外国籍の買取事業者に直接卸すという新しい機会を創出しました。
マネジメントのスタンス
森原氏は、自身が統率する営業部門のメンバーに、売り手と買い手という対立する立場の異なる担当者がいることを意識しています。「両者ともが顧客であるという姿勢で、対立を回避し、中立的な判断を重視しています。」と彼はマネジメントの方針を明かしました。
地元・和歌山への想い
森原氏は和歌山に対する強い思いを抱いており、「地元の物流業界を支える存在でありたい」と話します。特に地方の物流インフラは弱体化しており、コスト増が運送会社を苦しめています。「トラッカーズを通じて、運送会社の売却益が向上すれば、和歌山の地域経済に貢献できる。」と信じる森原氏。その結果、トラッカーズを活用した運送会社では、売却額が平均13%向上したとのデータもあります。
最後に
彼が自ら手掛ける和歌山の郷土料理・めはり寿司を同僚に振る舞う姿には、地元への愛と感謝が込められています。今後も森原氏が築く新しい物流の未来が、和歌山の活性化につながることを期待しています。