医療・福祉施設の衛生管理を革新!サラヤの「ManGo」が食中毒と感染対策を支援
サラヤ株式会社が、医療・福祉施設向け食品衛生・感染管理マネジメントツール「ManGo(マンゴー)」を2024年7月1日に発売しました。
「ManGo」は、厨房での食品衛生管理と、病棟やフロアでの感染対策を支援する2つのシステムから成り立っています。先行して発売された「食品衛生版」は、HACCPに沿った衛生管理を効率的に実行するためのツールです。
医療・福祉施設における衛生管理の重要性
抵抗力の弱い利用者にとって、食中毒事故や施設内感染は深刻な事態に繋がります。そのため、衛生管理と感染対策の徹底は、施設運営において非常に重要です。
「ManGo」は、サラヤが長年培ってきたノウハウを基に開発されました。HACCP対応の必要性が高まる中、複雑化する衛生管理業務をデジタル化することで、現場の負担を軽減し、食中毒などの重大事故を防止します。
「ManGo」の主な特徴
「ManGo」は、HACCP運用のポイントである「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(確認)」「Action(改善・更新)」を効率的に実施できるよう、以下の機能を搭載しています。
フォーム入力による衛生管理計画作成の簡易化
タブレット・スマートフォンを用いたデジタル記録
専用機器による温度記録の自動化
Web上での一元管理・一括承認によるペーパーレス化
チェックリストによる自主点検と多角的な分析機能
衛生管理計画の更新履歴管理
充実したサポート体制
サラヤは、「ManGo」導入後も、専門スタッフによるサポートや業界ニュースの発信、衛生管理に必要な製品情報・マニュアル提供など、トータルなサポートを提供します。
デジタル化による業務改善
「ManGo」は、医療・福祉施設の直営厨房だけでなく、複数の事業所を運営する企業や本部管理を行う法人にも最適です。アナログ管理では、日々の業務負担だけでなく、担当者変更時の引継ぎや監査時の負担が大きくなります。「ManGo」のようなデジタルツールを活用することで、これらの負担を軽減し、業務改善、標準化、レベル向上に集中することができます。
今後の展開
「感染対策版」は、2024年秋頃にリリース予定です。
「ManGo」は、医療・福祉施設における食中毒と感染対策の強化に貢献し、安全で安心な環境づくりを支援します。