「BLUE OCEAN DOME」が100万人の来館者を迎えた、万博の注目パビリオン
2025年9月25日、2025大阪・関西万博のパビリオン「BLUE OCEAN DOME」が来館者100万人を達成したという嬉しいニュースが報告されました。この達成を記念してのセレモニーでは、運営を担うサラヤ株式会社の代表者が出席し、100万人目の来館者に特別な記念品が贈られました。
このパビリオンは、海洋プラスチックごみを2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を推進する一環で設けられました。海洋資源の持続的活用と生態系の保護をテーマにしたこの施設は、訪れる人々が楽しく環境問題を学べる場として設計されています。
BLUE OCEAN DOMEについて
「BLUE OCEAN DOME」は、全体のテーマを「海の蘇生」としており、3,503.25㎡の広さを持つこのパビリオンは、【ドームA】、【ドームB】、【ドームC】の3つのエリアに分かれています。特に【ドームA】では、来館者が水の不思議と魅力を実際の体験を通じて感じることができるように、水の循環を再現した展示が行われています。
また、【ドームB】ではショー形式で印象的な映像を楽しみ、その中で意識の変革を促す工夫がされています。更には、【ドームC】では、さまざまな国からの団体や組織とのコラボレーションによるイベントも開催されています。
環境保護の未来を切り拓くサラヤ
サラヤ株式会社は、創業以来一貫して人と地球に優しい製品を追求してきました。その中で、BLUE OCEAN DOMEのパビリオンパートナーとして、環境問題の解決に向けた「ブルーオーシャン・プロジェクト」にも力を入れています。パビリオン内では、世界初の天然酵母によって作られる新しい天然成分「ソホロ(SOFORO)」も展示されており、次世代の海洋保全技術として注目を集めています。
ZERI JAPANの役割
「BLUE OCEAN DOME」の運営は、ZERI JAPANがサポートしています。この団体はサラヤ株式会社の代表取締役社長、さら家悠介が理事長を務めるNPO法人であり、資源とエネルギーの循環再利用を推進。循環型社会を実現するための環境教育や産業クラスターの構築に取り組んでいます。
まとめ
2025大阪・関西万博の「BLUE OCEAN DOME」は、これまでにない環境保護をテーマにした体験施設を提供し、来館者数100万人を達成するという大きな成果を上げました。このパビリオンは、単なる観光地ではなく、訪れる人々に持続可能な未来を考える大切さを教えてくれる場所でもあります。今後、さらなる来館者の訪問を期待しつつ、環境問題に対する意識向上にも寄与することが望まれます。