東京都渋谷区で誕生した社会実験コミュニティDICTは、今年で設立3周年を迎え、その特別な瞬間を記念する楽曲『Infusion of Fractal』を2025年3月29日にリリースしました。この楽曲は、株式会社Virgoが運営する音楽レーベルDICT Recordsから発表され、その内容は自律分散型社会への移行をテーマとしています。
DICTの活動と理念
DICT(Design, Innovation, Co-Creation, Technology)は、Web 3.0やDAOを基盤にした社会実験の場として、様々なプロジェクトやイノベーションを推進しています。創設者の山本晋也は、社会起業家としての活動を通じて、社会の変革を目指しています。最近では、クリエイターたちと共に社会の新たな基盤を築く試みが進行中で、その一端を担うのがこの楽曲です。
音楽とアートのコラボレーション
『Infusion of Fractal』の制作に関わったのは、山本晋也が示したコンセプトを元に、作曲家のmunero、アートワークの熊谷ゆ〜ほ、音楽プロデューサーの三留丈樹の4名です。彼らはそれぞれの専門性を生かし、音楽とアートを融合させることで、境界を超えた新たな表現を追求してきました。
楽曲は約4分の長さで、ジャンルを超えたサウンドが織りなす融合感が特徴です。特に、クリエイターたちがディスカッションを重ねた結果、できあがったこの作品は、聴く者に新しい視点を提供することを目的としています。
リリースイベントと今後の展望
楽曲リリースを祝い、2025年3月29日には兵庫県豊岡市の歴史的な大型施設「とゞ兵」で、DICT FES TOYOOKA 2025というイベントが開催されました。この中で、変化する社会をテーマにしたパネルディスカッションやライブが予定され、特にmuneroと山本晋也が出演します。
この楽曲は、単なる音楽のリリースに留まらず、これからの社会の形を考えるきっかけにもなる重要な作品です。毎年進化するこのコミュニティから、新たなプロジェクトやアイデアが生まれることが期待されます。
まとめ
自律分散型社会をテーマにした『Infusion of Fractal』は、DICTの理念を体現するとともに、音楽界に新しい風を吹き込む一曲です。私たちも共に、これからの社会をどのように築いていくのかを考えさせられる楽曲です。
この楽曲は、各音楽配信サービスからもアクセス可能で、リスナーに響く助けとなることでしょう。音楽の力を信じ、共創の未来を共に描いていきましょう。