国立新美術館での特別展 『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』
2025年3月19日から6月30日まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催される展覧会『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』では、モダンデザインの革新がどのように住まいに影響を与えたのかを探る機会となります。特に、照明と家具に特化した株式会社YAMAGIWAが特別協力を行い、当展の2階企画展示室2Eにて、フランク・ロイド・ライトの名作が展示される予定です。
フランク・ロイド・ライトとは?
フランク・ロイド・ライト(1867–1959)は、20世紀を代表する建築家の一人であり、多くの人々に「有機的建築」という概念を広めました。彼の作品には自然との調和を重視する姿勢が表れ、代表作として知られる「落水荘」や「グッゲンハイム美術館」はユネスコの世界遺産としても認定されています。彼の設計した照明器具も、YAMAGIWAとのコラボレーションにより現代に蘇り、多くのファンを持つアイテムとなっています。
展覧会の内容
本展覧会では、1920年以降のモダニズム建築や家具デザインに焦点が当たります。特に、ル・コルビジエやミース・ファン・デル・ローエなどの建築家たちのアイデアが、どのように日常生活に影響を与えたのかを探ります。展示のテーマには、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープといった、モダン・ハウスの特徴が含まれています。
「リビング・モダニティ today」では、現在も生産されている20世紀の名作家具を体感でき、歴史的なデザインがどのように変わってきたのかを実感することができます。これは、時代を超えて生き続けるモダニティに直接触れる貴重な機会です。
展覧会の詳細
この展覧会は、毎週火曜日が休館日ですが、特定の祝日は開館しているため、訪問する際はその点に注意が必要です。開館時間は午前10時から午後6時までで、金曜日と土曜日は午後8時まで延長されます。また、入場料は一般1,800円、大学生1,000円、高校生500円ですが、中学生以下は無料で入場できます。
特に注目すべきは、2階企画展示室2Eの展覧会は、入場券なしで無料で観覧できることです。このため、美術館に足を運ぶことが容易になっています。
まとめ
国立新美術館での『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』展は、モダンデザインとその影響を感じられる大変貴重な展覧会です。特別協力を行う株式会社YAMAGIWAの展示も見逃せません。ぜひこの機会に、過去の偉大なデザインを体感してください。