ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社が受託するDREAMプライベートリート投資法人(DPR)は、2024年度のGRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)リアルエステート評価において、最高評価となる「5スター」を3年連続で獲得したことを発表しました。また、優れた持続可能性への取り組みを示す「グリーンスター」評価も7年間連続で取得しており、その実績は高く評価されています。
GRESBの評価基準とは?
GRESBは不動産業界における環境、社会、ガバナンス(ESG)を測定するための標準的な評価基準です。この評価は、各企業がどれだけ責任を持って投資を行っているか、その取り組みが持続可能であるかを位置付ける重要な指標とされています。DPRはこの評価を通じて、国際的に環境意識の高い企業として認められています。
具体的な評価内容
DPRが取得した「5スター」の評価は、全体スコアがグローバル順位の上位20%にランクインしたことを意味します。また、評価項目は二つのコンポーネントに分かれており、一つは企業のESG推進のための方針や体制を評価する「マネジメント・コンポーネント」。もう一つは、保有物件の環境パフォーマンスやテナントとの協力による成果を示す「パフォーマンス・コンポーネント」で、いずれも高評価を得ています。
今後の取り組み
DREAMプライベートリート投資法人とダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社は今後も、個人と組織、地球環境と社会に配慮した不動産運用を進める「サステナビリティ経営」を推進していく方針です。そうした取り組みは、企業の持続可能な成長を支え、より良い未来を築くための礎となることでしょう。
企業概要
DREAMプライベートリート投資法人は、東京都千代田区に位置し、2012年に設立されました。2024年7月末の時点で資産残高は4,392億円、投資家数は197社を数えます。また、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社は2004年に設立され、三菱商事株式会社を100%の株主に持つ不動産私募ファンドの運営を行っています。
持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化することで、DPRはさらなる成長を目指していくでしょう。このような高評価を受けた企業の成功事例は、多くの投資家や企業にとっての指針となるはずです。