RYDE株式会社、東京都のイノベーション創出事業に採択
RYDE株式会社が、東京都の「令和5年 TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」に選ばれました。この採択により、同社が提供する交通アプリ「RYDE PASS」を利用したオンデマンド交通の実証実験が行われることとなります。都市が直面する交通に関する課題解決を目指すRYDEの取り組みに注目です。
取り組みの概要
今回のプロジェクトでは、交通アプリ「RYDE PASS」を使用し、東京都内においてオンデマンド交通の実証実験が実施されました。この実験には、SWAT Mobility Japanとのシステム連携や、東急バスからのオンデマンドバス運行支援が含まれています。
具体的な実施日は2024年7月30日で、対象は東京都内の10名のモニターです。彼らには新たに加わったデマンド機能が体験され、配車予約から実際の利用までを試行していただきました。
実証実験の詳細
実証実験では、選ばれた10名のモニターがRYDE PASSのデマンド機能を利用し、リアルな利用シーンを想定した様々な条件でサービスを体験。単一の乗降だけでなく、複数人数での予約や途中乗車、途中下車など、ユーザーが実際に直面するかもしれないシチュエーションを考慮しました。
結果として、利用者からは「乗車までスムーズだった」「直感的に操作でき、予約も迷わなかった」といった高評価のフィードバックが寄せられました。これにより、今後もRYDEはサービスの利便性向上に弛まぬ努力を続ける意向を示しています。
TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業について
「TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」は、東京都が地域の独自性豊かな資源を活かした新製品開発を促進し、地域経済の活性化を図ることを目的としています。コロナ禍で浮き彫りになった多くの都市課題に対する解決策を模索し、地域に根ざした小規模ながらも力強いイノベーションを創出していくことが求められています。
RYDE株式会社について
「二次交通をもっとわかりやすく、もっと簡単に」という理念のもと、RYDE株式会社は全国の二次交通のDXの推進に取り組んでいます。デジタル化の流れに取り残されがちな地域交通にとって、デジタルの力は新たな可能性を切り拓くものです。RYDE PASSを通じて、全国の交通事業者や自治体と連携し、地域交通の利用促進を図ってまいります。さらに、地域コミュニティの活性化を通じて、日本全体の交通環境を豊かにすることを目指しています。
会社情報
- - 会社名: RYDE株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区代官山町20番23号 Forestgate Daikanyama MAIN棟3F
- - 代表取締役: 杉崎正哉
- - 設立: 2019年9月
- - 事業内容: 二次交通に特化したモビリティプラットフォームRYDE PASSの企画・運営
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