ウィルドア設立10周年:5万人の青年と共に歩んだ10年
一般社団法人ウィルドアは、神奈川県川崎市に本社を置き、2025年7月に設立10周年を迎えます。この間、全国の中高生を中心に探究、キャリア支援、居場所づくりなど様々な活動を展開し、累計5万人以上の10代に学びや出会いの機会を提供してきました。これを記念して「10周年特設サイト」を公開し、ウィルドアのこれまでの取り組みと今後のビジョンを発信しています。
特設サイト詳細
ウィルドアの10周年記念特設サイトでは、活動の軌跡や若者、支援者の声、スタッフや関係者へのインタビュー、未来に向けたビジョンが紹介されています。これにより、ウィルドアの10年間の成果と今後の挑戦が伝えられています。
特設サイトはこちら
10年間にわたる取り組み
ウィルドアは、10代が自分らしく生きることを阻む「価値観と環境のミスマッチ」に対処し、孤独を助ける仕組みを整えてきました。相談できる相手がいない、興味を表現できないといった課題に対し、社会認識の低い孤立を防ぐため、多くの取り組みを行っています。特に、10代への支援を重視し、これまでに5万人以上の高校生と関わってきました。
オンラインコミュニティ「willdoor Compass」では、メタバース空間で安心して意見を交換できる場を提供しており、150校以上の学校で実施した授業を通じて起業家や大学生との出会いを促進しています。また地域との協働による探究プログラム「ワンダリングチャレンジ」や「MAKERS UNIVERSITY U-18」を通じて、多くの高校生が、「自分の声を初めて言葉にできた」「仲間ができた」といった反響を寄せています。
次の10年に向けてのビジョン
ウィルドアは、次の10年間に「すべての10代に応援される社会」を実現することを目指しています。“応援される”ということは、当たり前であるべきと考え、このビジョンの実現に向けた具体的な活動を展開します。
1.
高校生への直接支援の強化 ー メタバースを活用したオンラインプラットフォームやイベントを通じ、高校生が自由に悩みを語り、次のステップを踏み出せる環境を整えていきます。
2.
支え手の育成 ー 教員や地域支援者と共に、10代を応援できる力を育むための研修を展開し、ネットワークを広げていくことを目指します。
3.
社会構造への働きかけ ー 学校や地域の連携を強化し、教育委員会とも連携しながら、探究・課題解決型学習の普及に取り組みます。全ての10代が“応援される”社会を実現するために、広範な活動を通じて変革を目指します。
共同代表からのメッセージ
竹田和広共同代表は、次の10年に向けた仲間を募っているとし、「『応援される』があたりまえの社会を、皆でつくるためのマンスリーサポーターキャンペーン」を実施しています。このキャンペーンでは、月1,000円から参加でき、ウィルドアの活動継続と拡大を支える仲間を募集しています。
マンスリーサポーターキャンペーン特設サイト
まとめ
ウィルドアは、「自分自身と社会の未来」を見据え、10代の学びと成長を支援する場を提供してきました。これからの10年も、応援される環境を実現するべく、様々な挑戦を続けていきます。未来に向けたこの旅に、あなたもぜひ参加してください。