岐阜県の木製酒器
2024-08-27 12:56:15

岐阜県の新たな酒器、木製平盃『するりと』の魅力とは?

岐阜県の新たな木製平盃『するりと』の魅力



日本酒を楽しむための器として、多くの人に親しまれている酒器。その中でも注目を浴びているのが、岐阜県の東濃ひのきを使用した木製平盃『するりと』です。本記事では、この革新的な酒器の開発プロジェクトについて詳しくお伝えします。

プロジェクトの背景



このプロジェクトを主導しているのは、愛知県犬山市に本社を置く合同会社ぐらびてです。代表の伊藤益宏氏は、岐阜市の株式会社紬葵の竹内社長との対話を通じ、何か新しいものを一緒に作ることができないかと考えていました。さらに、日本酒の魅力を広める活動を行う有限会社酒本商店と出会うことで、このプロジェクトが始まりました。

酒本商店の酒本氏は、平盃の重要な要素として「唇にピッタリ沿うカーブ」と「飲み口の薄さ」にこだわっています。この2つの要素は木製の酒器でなければ実現が難しいものであり、試作段階ではその薄さと強度を両立させる挑戦があったといいます。最終的には、これらの技術的な課題を乗り越え、完成に至りました。

木製平盃『するりと』の特徴



『するりと』の最大の特徴は、そのデザインと機能性です。外寸は約86mmで、高さは約35mm。驚くべきは、飲み口の厚さがわずか0.3mmという点です。これは、非常に薄く作られているため、日本酒の香りをより楽しむことができ、飲みやすさも追求されています。また、重量は約20gと軽量で、持ち運びもしやすいです。

さらに、素材には純岐阜県産のヒノキが使用されています。このヒノキは、日本酒との相性が良く、地元の特産品を生かした新しい酒器の一環として注目を集めています。使い込むことで経年変化が生じ、盃の風合いが変わっていくため、自分だけのオリジナルな器に育てる楽しさもあります。

クラウドファンディングでの先行発売



『するりと』は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で2024年8月27日から9月27日の期間中に募集されます。目標金額は10万円で、支援者には様々なリターンが用意されています。たとえば、平盃2個と限定収納袋のセットは4,200円、さらには日本酒3銘柄と平盃をセットにしたプランも用意されています。

就労支援施設との協力



今回のプロジェクトでは、酒器の制作が障がいを持つ方たちが働く就労支援施設で行われています。これは、職人の技術を身につけた人材を育成する一環でもあり、社会に貢献することを目指しています。竹内社長は、「このプロジェクトが軌道に乗ることで、障がいを持つ方々にさらなる就労機会を創出したい」と述べています。

まとめ



木製平盃『するりと』は、ただの酒器ではなく、飲み手に新しいお酒の楽しみ方を提案するものです。その美しいデザインと機能性、そして地域との連携が融合したこのプロジェクトを通して、多くの人が日本酒を楽しむ機会が広がることを期待しています。興味のある方は、ぜひクラウドファンディングをチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}合同会社ぐらびて
住所
愛知県犬山市城山69-17
電話番号
090-5625-8998

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