十全化学本社屋:未来型オフィス
2023-04-26 16:00:02
富山に誕生したサスティナブルオフィス!十全化学株式会社本社屋が目指す未来型ワークスタイル
富山の自然と調和する未来型オフィス:十全化学株式会社本社屋
富山県富山市に本社を置く医薬原薬の受託製造会社、十全化学株式会社。同社は2023年4月26日、富山の自然をコンセプトにしたサスティナブルオフィス本社屋を竣工し、落成式を行いました。
1950年の創業以来、富山市の神通川と富岩運河の間に位置する工業団地で事業を展開してきた十全化学。将来の事業展開を見据え、これまで散らばっていた事務機能や会議室、食堂などを集約した新社屋を建設しました。
社員の意見を反映したワークスペース設計
新社屋の設計にあたっては、十全化学の社員が年齢や性別を問わずワークショップに参加。自由な交流を大切にする同社のカルチャーを踏まえ、集中と交流を両立できるワークスペースを実現するために、オフィス全体のゾーニングを工夫しました。
社員からの要望として、「集中して作業できる場所」と「社員同士の交流を促進する場所」の両方が必要という声が挙がったため、新社屋では「集中(solo)」・「交流(collaboration)」の「切り替え(switch)」をスムーズに行えるよう、オフィス空間を設計しました。
また、富山県独自の豊かな自然をオフィスに取り込み、来客に富山の魅力をアピールしたいという声も反映されました。
富山の自然と調和する建築デザイン
新社屋は、周囲の工場群とは対照的にガラスファサードを採用。富山県のシンボルである立山連峰や神通川を望むことができ、開放感あふれる空間を実現しました。
さらに、ガラスファサード前にバルコニーを設け、社員が仕事の合間に外に出てリフレッシュできるようになっています。バルコニーは夏の強い日差しを遮り、冬の寒さを防ぐなど、環境負荷の低減にも貢献しています。
地域の文化と歴史を継承する空間
新社屋は、富山の歴史と文化を感じられる要素も取り入れています。たとえば、ピロティ空間には、富山県の薬の原料となる木々や草花が植えられています。また、天井には国産の唐松を使ったルーバーを採用することで、温かみのある空間を演出しています。
未来に向けて持続可能なオフィス空間
十全化学株式会社本社屋は、社員の意見を反映し、自然と調和するデザイン、そして持続可能な社会への貢献を意識した、未来型のオフィス空間となっています。
富山県で働く人たちにとって魅力的なオフィス環境を提供すると同時に、地域社会の発展にも貢献していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社キー・オペレーション
- 住所
- 東京都目黒区碑文谷3-3-12
- 電話番号
-
03-5724-0061