京都・湯の花温泉「松園荘」の新しい旅館運営が始まります

新たな旅の目的地「松園荘」

10pct.株式会社は、株式会社ファンドクラウドホールディングスと提携し、2025年9月11日から京都・湯の花温泉の旅館「松園荘」の運営を開始します。この旅館は、60年以上の歴史を誇り、静かな自然と心のこもったおもてなしを提供してきました。運営開始にあたっては、伝統を尊重しつつ、現代のニーズに合った滞在体験を生み出すことを目指しています。

「松園荘」は、季節ごとに異なる自然の美しさを間近に感じられる立地にあります。周辺地域では田園風景や山々が広がり、都会の喧騒から離れた穏やかな雰囲気が宿泊客を癒します。宿のコンセプトは、「もう一度行きたい」と思えるような体験の提供です。心地よい空間、美味しい食事、地域とのつながりを大切にし、訪れる人々の心に残る宿を目指します。

地域との調和を図る運営方針

10pct.株式会社は、宿泊施設の経営においてデータドリブンアプローチを取り入れ、宿泊客のニーズに基づいたサービスを提供します。これにより、宿の価値向上を図り、より多くのお客様に愛される旅館となることを目指しています。

代表取締役CEOの中堀は、京都が観光都市でありながらオーバーツーリズムの課題を抱えている点に着目し、「松園荘」を新たな旅の目的地として位置づけ、観光客が亀岡・湯の花温泉エリアにも足を伸ばすことを促進していく意向を示しています。

旅館リニューアルのビジョン

松園荘が持つ温かいおもてなしの心を守りつつ、10pct.が掲げる「お客様のための旅館」という理念を基に、宿泊客に明るい笑顔で迎えられる宿づくりを進めていきます。長年愛されてきた宿の伝統を受け継ぎながら、新たな価値を創り出すことへの期待が込められています。

同社の持つサービスと設備を活用し、例えば新しい予約システムやデジタル体験の提供などを検討しており、これにより現代の旅行者にとって魅力的な滞在となることを目指します。

リーダーたちからの期待の声

松園荘の運営に関わるリーダーたちは、この歴史ある旅館の再生を非常に期待しています。株式会社ファンドクラウドホールディングスの中澤氏は、老舗旅館が次世代へ進化するために、10pct.の若い力とともに協力して取り組んでいくことの喜びを語りました。また、小柳津氏は「地域資産の創造と再構築」をテーマに、このプロジェクトが新たな価値を生むことを信じています。

詳細情報

74室の和室からなる「松園荘」は、大浴場や露天風呂、宴会場も完備しています。アクセスも良く、JR嵯峨野線の亀岡駅から送迎バスで約15分でアクセス可能です。公式サイトもすでに稼働しており、宿泊やプランの情報が掲載されています。

10pct.株式会社は、2023年7月に設立され、東京都港区に本社を構えていますが、今後の「松園荘」運営においては、長期的な視点で地域経済や文化に貢献する宿になることを目指しています。新たな時代の「松園荘」にご期待ください。