EC戦略の新潮流
2022-05-19 11:00:09

転売検知技術を駆使した新たなEC戦略がブランドを守る

新たなEC戦略の幕開け



店舗販売に強い企業の多くが、コロナ禍における消費者の購買行動の変化を受けてECへの進出を本格化させています。しかし、数多くの選択肢が存在する中、大型ECモールにおいては無秩序な転売行為が問題となり、ブランドイメージや利益に悪影響を及ぼすケースが増加しています。

その中で、しるし株式会社が開発した特許取得の転売検知技術は、EC市場においてブランドを守るための強力なツールとして注目を集めています。この技術は販売価格や商品レビュー、さらには配送状態などを総合的に監視・分析し、デジタルシェルフ上における適切な状態を維持します。

特許取得の背景



特許番号7026307を取得したこの技術は、監視システムや監視方法、コンピュータプログラムに基づいており、転売行為を迅速に検知・抑止することが可能です。特に大型ECモールでは、商品のリサーチが消費者にとって重要な役割を果たしているため、適切な販売状態が確保されない場合、ブランドに対する信頼が失われ、実店舗の売上にも影響を及ぼす恐れがあります。

具体的な成功事例



具体例として、株式会社ヴィークレアの人気ヘアケアブランド「&honey」が挙げられます。転売検知システムの導入により、800件以上の転売を防止し、ブランド毀損を阻止することに成功しました。この成功は、ECモールだけでなく、実店舗での販売にも好影響を与えています。

導入以前は、価格に対する不満や商品間違いによる苦情が目立っていましたが、転売検知システムによる改善後は、低評価レビューが減少し、売上も増加しました。これは、ブランドエクイティの保護に加え、顧客に信頼される販売環境を提供することがいかに重要であるかを示しています。

ブランドエクイティ強化の取り組み



代表取締役の下田陽志郎氏は、「ブランドを成長させるには、短期的な収益だけでなく、ブランドエクイティの強化が本質的な貢献につながる」と述べています。この視点は、転売のリスクを軽減するだけでなく、模倣品問題への対応まで視野に入れています。

今後もしるし株式会社は、テクノロジーを駆使してブランドの発展とユーザーの体験向上を追求しながら、全ての販路において一貫したブランド体験の提供を目指していく方針です。

会社概要



しるし株式会社は2021年に設立され、東京都渋谷区で運営されています。ECのグロースパートナーとして、ブランド戦略に基づいたサービスを提供することで、売上の向上とブランド体験の向上に貢献しています。今後の成長を期待される企業であり、転売検知技術はその中心的な役割を果たしています。

この特許技術が実現するEC市場の進化は、業界全体に新たな風を吹き込み、持続可能で健全な市場の形成に寄与することが期待されます。

お問い合わせ



ECにおける販売や転売についての悩みをお持ちの方は、しるし株式会社に問い合わせることが可能です。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
しるし株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 27F
電話番号
03-4400-6892

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