リノベるがアジアで新ブランド「RROOM」を立ち上げ
リノベる株式会社は、アジア地域でのストック流通とリノベーションを推進する新たなブランド「RROOM」を始動しました。発表されたブランドサイトでは、価値創造のプロセスを紹介し、共感できるパートナーとの連携を深めていく方針です。特に、タイ・バンコクエリアで行われるパイロットプロジェクトが注目を集めています。
「RROOM」は特に中古コンドミニアムに焦点をあて、2026年8月から販売予定のリノベーション物件を挙げています。この取り組みは、バンコクのプライムエリアに新たな価値を提供し、アジア全域に広がるリノベーション文化の基盤を築くことを目的としています。
リノベーションの新たな試み
「RROOM」は、物件の評価からリノベーションまで一貫して行うことが特徴です。それを支えるのは、リノベるが日本で構築した15年の経験です。特に評価においては、構造、空間、市場という三つの観点から厳格にアプローチし、長期に価値を保持する物件を選定します。
次に、物件の強みを生かしたコンセプト開発を行い、居住空間を心地良くデザインすることで、顧客のニーズに応えます。そして、施工の際には厳密な管制下で検査を行い、記録を保つことで、将来的な流通時の価値を保証する体制を整えています。
バンコクのパイロットプロジェクト
初の実践として、バンコクの中心地に位置する中古コンドミニアムが選ばれました。築28年のこの物件は、居住空間166平米の広さを誇り、価格は約1億7,822万円とされています。このプロジェクトでは、内装や設備を日本の基準に基づき一新し、バンコクのライフスタイルに合った魅力的な住まいを提供します。
リノベるタイランドがこのプロジェクトを担当し、10月末に竣工を予定しています。完成した物件は、「RROOM」のブランドサイトを通じて、そのプロセスが公開される予定です。
信頼の基盤—3つのTrust Layer
「RROOM」は物件の選定から最終的なリノベーションまで、3つのアプローチで新たな価値を創出します。第一の「評価」は市場での長期的な価値を保証し、第二の「コンセプト開発」では、物件が持つ本来の可能性を引き出します。そして第三の「施工・検査・記録」においては、完工した物件の信頼性を確保します。これにより、住まいの質を向上させ、安定した市場を育てることが可能になります。
代表者のコメント
京都出身で、リノベるの代表である山下智弘氏は、創業以来のミッションを掲げて「建物の価値はそこでの可能性に依存する」と強調しました。彼は、東南アジアにおける価値再生の重要性を指摘し、「この取り組みにより豊かな都市の未来を構築する」と展望しています。
また、リノベるタイランドの山﨑真一氏は、現地の文化を尊重しながら、日本の質の向上を目指して誠実にプロジェクトを進めていく考えを示しました。彼は、井深い変革を通じて、リノベーション文化がタイで育っていく様を目にしたいとの思いを語っています。
「RROOM」は、バンコクを舞台にアジア展開を計画しており、多くのパートナーと共に新しい価値創造に挑戦していくことでしょう。お互いの知見を活かし、地域の暮らしに新しい息吹を吹き込むことが期待されています。
パートナーシップの募集
「RROOM」は、バンコクを拠点に多様なパートナーを募集しており、施工会社や不動産業者との連携を希望しています。ブランドサイトでは、興味のある方々に対しお問合せの窓口も設けており、共にリノベーション文化を浸透させる仲間を待っています。