2026年秋、名古屋と伊勢志摩を結ぶレストラン列車が登場！

新たな味わいの列車旅が始まる！

近畿日本鉄道と近鉄・都ホテルズの協力により、2026年秋から新しいレストラン列車「Les Saveurs 志摩（レ・サヴ―ル・しま）」が運行を開始します。名古屋と賢島を結ぶこの列車は、優雅な車内にて本格的なフランス料理を楽しむことができ、鉄道旅の新たな魅力を提供します。

列車のコンセプトと料理

列車のテーマは「美食が誘う、優雅な列車旅」。志摩観光ホテルの樋口総料理長が監修したコース料理やフレンチ膳が用意され、食を通じて伊勢志摩の自然が育んだ食材の魅力を堪能できます。

提供される料理は二つのスタイルから選べます。4号車では、フルコースの「フレンチコース」を体験でき、1号車と2号車では手軽に楽しめる「フレンチ膳」を提供します。どちらもフレンチのエッセンスを活かし、色とりどりの食材が盛り込まれています。

フレンチコースの一例

- 熊野地鶏のコンフィとあおさのキッシュ
- 鮑のテリーヌと茸のマリネ
- 伊勢海老を使った海の幸のパピヨット
- ビーフシチュー
- 柑橘のタルトレットとアイスクリーム

この料理を監修する樋口宏江シェフは、数々の受賞歴を持ち、特別な空間での食事を通じて、旅の思い出をより一層深いものにしてくれることでしょう。

空間設計とサービス

車内は高級感を重視したデザインとなっており、フレンチコース専用の4号車では、直接光を柔らかく演出する照明が施されています。リラックスできる革張りの椅子は、細部まで配慮されており、快適な食事体験を提供します。また、荷物置き場やトイレ、パウダールームなどのサービスも完備されています。

1号車と2号車ではフレンチ膳を楽しみながら、車窓からの景色もたっぷりと堪能できます。この区間では、各席が斜めに配置されているため、窓を眺めながらの食事がより楽しめます。

運行スケジュールと料金

2026年秋から運行開始予定のこの列車は、基本的に週6日運行され、時期によっては週7日運行されることもあるそうです。名古屋駅を午前11時に出発し、賢島には午後1時30分に到着。帰りは賢島を午後4時30分に出発し、名古屋には午後7時30分に戻ります。運賃については、詳細が決まり次第発表される予定です。

伊勢志摩の魅力を再発見

このレストラン列車「Les Saveurs 志摩」は、ただ食事を楽しむだけでなく、伊勢志摩地域の豊かな自然や文化を体感できる旅でもあります。美しい風景の中で、食を通じて地域の魅力に触れられることが、この列車の最大の魅力です。

近鉄グループは、今後も伊勢志摩の観光資源を発信し、新たな賑わいを創出することに力を入れていくとのこと。新たな旅のスタイルとして、この特別な列車の運行を心待ちにしたいものです。

最新情報については、特設サイトでも随時更新される予定ですので、是非お見逃しなく！