LegalOn TechnologiesがARR100億円突破
株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都渋谷区)が、年次経常収益(ARR)が100億円を超えたことを発表しました。この快挙は、同社が提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」が、6年半で達成したもので、日本初のAI企業としての記録となります。さらに、創業プロダクトとしても日本でのSaaS企業最速の達成となりました。
当社の成長の背景
LegalOn Technologiesは、AIと弁護士の法律知識を組み合わせた独自のアプローチで、顧客のビジネス課題を解決することを目指しています。2019年から提供を開始した「LegalForce」をはじめ、多様なプロダクトが日本国内外で評価されています。特に、法務業務全体を支えるプラットフォームとしての「LegalOn」は、契約審査や電子契約、契約管理を一元化し、企業の法務部門に革新をもたらしています。
新型コロナウイルスの影響によるデジタル化の進展は、日本企業におけるリーガルテックの導入を加速させており、2024年には約80%の企業がリーガルテックサービスを採用する見込みです。このような好況の中、LegalOn Technologiesは独自の強みを最大限に生かし、事業の安定成長を実現しました。
3つの独自性
当社のARR100億円達成に至った3つの特徴をご紹介します。
1.
AIと法律の知見の融合
弁護士の専門知識と最先端のAI技術を活用し、提供するプロダクトの品質を飛躍的に向上させています。
2.
リーガルAIプラットフォームへの早期移行
当初は個別業務向けのサービスを展開していましたが、2024年4月からすべてのサービスを「LegalOn」に統合。このプラットフォームが、企業の法務業務をスムーズに進化させる基盤を提供しています。
3.
グローバルな展開
2022年には米国、2024年には英国市場に進出し、特に海外での成長が顕著です。2024年には前年比で売り上げが4倍に達する見込みで、グローバルなプレゼンスを強化しています。
このように、多くの顧客の支持を受けて、ARR100億円というマイルストーンに到達したことは、今後のさらなる発展のための通過点に過ぎません。2025年7月にはOpenAIとの戦略的連携が予定されており、最新AI技術を活用した新たなプロダクトの開発に取り組む予定です。
経営陣のコメント
代表取締役執行役員・CEOの角田望氏は、「この成果は私たちのプロダクトを信頼し、ご利用いただいているお客様と共に挑戦を続ける仲間のおかげです。これからもお客様の事業成長を支えるパートナーとして、挑戦を後押しする存在であり続けます。」と述べています。また、米国のCEOダニエル・ルイス氏も、「世界の法務チームは、 tediousな業務に圧倒されており、信頼できるAIの導入が急務です。このマイルストーンは、AIと信頼できる弁護士が開発したコンテンツの融合が、法務業務をより迅速かつ確実に進める力を示しています。」と強調します。
会社情報
LegalOn Technologiesは、AI技術と法律・契約に関する専門知識を活用し、高度な提案を行うリーガルAI企業として成長しています。今後も、世界中のお客様に向けた革新的なAIプロダクトを展開し続けることで、法務やコーポレート部門のデジタル化を推進していく予定です。
公式サイト:
LegalOn Technologies