WeChat連携越境EC
2017-07-13 10:00:23

中国最大級SNS「WeChat」との連携越境ECシステムが登場

JC Connect株式会社が提供する越境ECシステム『ShopCN(ショップシーエヌ)』が2023年7月18日から始動しました。このサービスは、中国のSNS大手テンセントが運営するインスタントメッセンジャーアプリ「WeChat(ウィーチャット)/微信」と連携しており、日本企業が中国市場に進出する手助けをします。

越境ECは、特に中国人観光客の消費活動が注目を集めたことから、国内企業にとって魅力的な市場の一つとなっています。しかし、これまで多くの企業は中国のショッピングモールへの出店に直面する高い審査基準や、担保金、年間利用料などの制約から、導入をためらっていました。

『ShopCN』では、WeChatの公式アカウントを利用することで、自社の越境ECサイトを構築できるのが大きな特徴です。利用するには、テンセント提供のAPIに接続し、低コストで運営が可能。さらに、決済手段として「WeChat Pay」を利用でき、日本の企業は円建てでの取引ができるため、現地口座の開設が不要です。これにより、中国の消費者はスムーズに商品を購入でき、売上向上につながります。

このシステムの展開には、JCCと提携するマーチャント・サポート株式会社が責任を持ち、システムの開発や保守まで対応することで、さらなるサポートを提供します。JCCは広告運営にも力を入れており、WeChatの広告機能と連携させて、自社の商品の認知度向上や、リピーターの確保を目指します。

具体的には、自社の公式アカウント内での販売が可能で、受注データはCSV形式で出力できるため、容易に販売管理も行えます。また、JCCが提供する広告サービスを活用することで、ユーザーの流入を促進し、自社商品を多くの顧客へ届けることができます。

さらに、WeChatと広告サービスの連動により、リアルタイムの情報発信や、インバウンド・アウトバウンドでの集客効果も期待できます。これは、特にインバウンド需要の高まりを受けて、日本企業にとって無視できないメリットです。

2023年現在、9億3,800万のアクティブユーザーを抱えるWeChatは、日本国内でもその影響力が拡大しています。このような背景の中、JCCは「WeChat/微信」との提携を強化し、日本企業のシームレスな国際展開を支援するための一歩を踏み出しました。

このサービスは、日本の事業者にとって、従来の越境ECとは異なる新たな販路拡大の可能性をもたらします。今後のデジタル化が進む中、越境EC市場の成長はますます期待されており、日本企業はこのチャンスを活かし、グローバルな競争力を高めていくことでしょう。JCCは、さらなるサービスの拡充を進めており、今後の中国市場での成功を目指します。

会社情報

会社名
JC Connect株式会社
住所
東京都新宿区四谷2-12-5四谷ISYビル4F
電話番号
03-5360-7066

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