2025年ウェビナー「ネイチャーポジティブ」で持続可能な未来を探る

2025年の自然を基盤とした解決策を考えるウェビナー開催

一般社団法人ソリダリダード・ジャパンは、2025年5月29日（木）にウェビナー「ネイチャーポジティブ：自然を基盤とした解決策の最前線〜再生型農業・小農支援・GHG削減〜」を実施します。このウェビナーは、持続可能な未来を築くための情報とアイデアを提供することを目的としています。ウェビナーには、CIジャパンのプロジェクトマネージャー松本由利子氏、地球環境戦略機関（IGES）の主任研究員藤崎泰治氏、LA-Lab代表の藤原啓一郎氏など、各分野の専門家が登壇し、具体的な行動を共有します。

ネイチャーポジティブ経営の重要性

近年、企業経営においては持続可能な調達や自然資本、人権に対する配慮が不可欠とされています。特に、生産地での取り組みに理解を深め、連携することが求められています。そこで、本ウェビナーは、現場の視点から新たな知見を得る絶好の機会となっています。

様々なテーマを扱うプログラム

ウェビナーでは以下の内容が取り上げられます：

- CIとケリング社の「Regenerative Fund for Nature」の紹介
- 再生型牧畜による皮革原料生産の実践事例
- ソリダリダードによるインドやラテンアメリカでの再生型農業の支援活動
- 日本企業が小規模生産者と連携する「ネイチャーポジティブ経営」の可能性

このような内容は、ESGや調達、CSR部門の実務に携わる方や、農業や自然資本、再生型ビジネスに興味がある方々に特にお勧めです。

サステナビリティをめぐる最新の動向

2023年9月には、TNFDが最終提言を発表し、生物多様性や人権が企業のサステナビリティ経営にとって注目すべきテーマとなっています。しかし、自然資本の課題は規制だけでは解決できません。生産地の社会や生態系を理解し、長期的に関与することが求められています。特に、世界の農業生産者の大部分を占める小規模農家は、持続可能な農業の実現に向けた重要な役割を担っています。

このウェビナーでは、CIとケリングが設立した「Regenerative Fund for Nature」の取り組みや、ソリダリダードが支援する環境再生型牧畜の実例についても詳しく紹介します。これらの情報は、具体的な関与方法を考える手助けとなるでしょう。

開催概要と参加方法

- 開催日時：2025年5月29日（木）16:00〜17:20
- 開催形式：Zoomウェビナー（事前登録制）
- 参加費：無料
- 定員：200名

登録はウェビナーの公式サイトから行うことができ、メールアドレス登録後に視聴用URLが送信されます。ぜひこの機会にご参加いただき、未来の農業と企業経営についての深い理解を得てください。

登壇者とその経歴

ウェビナーには、各分野のトップランナーが登壇します。松本由利子氏はCIジャパンのプロジェクトマネージャーとして、アフリカや東南アジアの開発プロジェクトに従事してきた経験があります。藤崎泰治氏はIGESで森林分野における鍵となる研究を行っており、持続可能なカカオ生産にも注力しています。藤原啓一郎氏はLA-Labの代表として、ESG対応や環境調査に関する幅広い知識を持っています。

ソリダリダード・ジャパンについて

ソリダリダードはオランダに本部を置く国際NGOで、日本では持続可能な活動を支援しています。日本企業との連携によって、途上国での小規模農家支援や持続可能なサプライチェーン構築に取り組んでおり、自然と人の両方を支援する仕組みを推進しています。日本では、東京都練馬区に本社を構えており、2020年に設立されました。

このウェビナーを通じて、持続可能な未来を共に考えましょう。興味がある方はぜひ参加登録を行ってください。