インパクトホールディングス、人気アニメグッズ販売のY Lineを吸収合併

インパクトホールディングス、Y Lineを吸収合併へ

インパクトホールディングス株式会社は、2025年5月1日付で、連結子会社であるimpact connectが人気アニメのオリジナルグッズを手掛けるY Lineを吸収合併することを発表しました。この合併は、impact connectを存続会社とし、Y Lineは解散します。

合併の背景と目的

impact connectは、インパクトホールディングスグループの一員として、セールスプロモーション事業を展開しています。店舗向けの販促企画やプロモーションツール、ノベルティの制作を主な業務としており、食品や飲料、家電、化粧品など多岐にわたるメーカーと密接に連携しニーズに応えてきました。また、最近ではIPコンテンツの契約交渉から、プロモーション戦略の企画提案、グッズ製作まで、一貫したプロデュースを進めています。

一方のY Lineは2016年に設立され、ライセンス商品を中心としたオリジナルグッズの企画、開発、製造、販売を手がける企業です。2024年8月にはインパクトホールディングスがその株式を取得し、グループに加わりました。

本合併の決定は、impact connectとY Lineがより緊密に連携し、エンタメ事業における競争力をさらに強化することで、市場での成長を加速するためのものです。両社が一体化することで、リソースの相互補完や顧客ネットワークの拡充を図るとともに、迅速な意思決定を可能にすることを目指しています。

今後の展望

合併後は、人材リソースやサービスの連携が強化されることで、新たな顧客開拓が進むと期待されています。また、国内市場だけでなく、アジア市場への事業展開も視野に入れており、エンタメ事業のさらなる成長を目指す方針です。両社が持つ強みを融合させ、相互に高め合いながら新たなマーケットを切り拓くための新戦略が導入される見込みです。