光とアートが織りなす幻想的な庭園イベント「つやま夢灯り庭園」開催

光とアートのコラボレーション「つやま夢灯り庭園」

岡山県津山市にある日本の名勝、「衆楽園」で開催される光のアートイベント「つやま夢灯り庭園」が、2022年2月25日から4月10日までの期間で行われます。このイベントでは、庭園全体が「夢」をテーマにした光のアートで彩られ、特に夜は池の水面に映る幻想的な風景が楽しめます。日中に見ることができない夜の衆楽園の魅力を、存分に味わうことができます。

本イベントは「春はつやま」と題される観光施策の一環として実施され、津山市内での観光誘客を促進することを目的としています。他の観光イベントとも連携し、地域の魅力を発信しながら、滞在時間や旅行消費の拡大を図っています。

地域に根ざした取り組み

「つやま夢灯り庭園」で使用される電気は、地域循環型社会を促進する「美作国電力」が供給しています。これにより、地元のエネルギーの地産地消を推進し、地域の活性化を図っています。

参加アーティストの紹介

このイベントには、様々なアート集団が参加し、各自の視点で創作した光のアートを展示します。以下は主な参加アーティストです：

- ミラーボーラー

数多くのミラーボールを使用し、「宇宙と和式美」をテーマにした作品を生み出すアート集団です。姫路城を始めとする有名な世界文化遺産のライトアップの経験も豊富です。

- ATWAS

このアーティストグループは、音と映像で夜の闇を彩り、幻想的な空間を創造します。メンバーは企画ごとに変わり、それぞれの特性を最大限に引き出す作品を制作します。

- 三橋玄

竹を用いた巨大造形に取り組んでおり、人間と自然の関係をテーマにした作品を展開しています。また、竹林整備やその資源の利用についても研究しています。

- Sakishiraz

金属加工を専門とし、手作りの創造性を追求しています。職人技を重視しながら、自由で豊かな作品を目指しています。

見どころと開催概要

本イベントの開催期間は以下の通りです：

- 2022年2月25日〜3月21日（週末と祝日限定）
- 2022年3月25日〜4月10日（毎日開催）

営業時間は18:00から21:30まで（入場受付は21:00まで）となっています。

入場料は、大人（高校生以上）1,000円、小中学生は無料、未就学児は無料です。

アクセスと注意事項

衆楽園へのアクセスは、中国自動車道津山ICまたは院庄ICから車で約15分です。また、駐車場は150台分が用意されており、無料で利用可能です。

新型コロナウイルス感染拡大防止策として、マスクの着用や体温測定をお願いしています。37.5℃以上の発熱や風邪の症状がある場合は、来場を控えていただくようお願いいたします。

「つやま夢灯り庭園」での特別な体験を通じて、春の訪れとともに幻想的なアートの世界に浸ってみてはいかがでしょうか？