ZEN大学すずかんゼミの始動と新たな学びの可能性
2023年5月29日、ZEN大学の「すずかんゼミ」が正式にスタートを切りました。このゼミは、インターネット時代の先駆者、鈴木寛氏が主宰するもので、AIやDAO(分散型自律組織)を活用した「ソーシャルイノベーション・スクール」という新しい学びの形を提供しています。参加者はオンラインだけでなく、対面での交流を重視し、リアルな体験を通じて多様な知識を身に付けることを目指します。
すずかんゼミの理念
ZEN大学すずかんゼミは、学生同士が協力し合いながら実践的なプロジェクトに取り組むことを重視しています。授業は原則として月2回、90分間行われ、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド形式で実施。現地では、東京都内のすずかんゼミ拠点をはじめ、全国各地で対面授業を開催する予定です。これにより、オンライン授業では得られない臨場感を持った学びが提供されます。
さらに、ゼミ合宿も年2回程度行われ、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスや東京大学といった他の教育機関との交流も促進されます。参加者は、実践的な学びと仲間とのつながりを得られる環境が整っています。
キックオフイベントとスペシャルゲスト
すずかんゼミのキックオフに際して、創設30周年を記念する特別番組も予定されています。2025年5月8日には、ゼミ卒業生であるLINEヤフーの川邊健太郎代表取締役会長と歌手・女優の鈴木愛理氏が特別ゲストとして参加し、自身のゼミ生時代の思い出や、入学後に挑戦したいことなどについて対談を行います。
この配信は、ニコニコ生放送とYouTubeライブで行われ、誰でも視聴できるようになっています。視聴者は、これを通じてゼミ生の視点や期待を知ることができ、未来の可能性について想いを馳せる機会ともなるでしょう。
鈴木寛氏のメッセージ
鈴木寛氏は、「すずかんゼミ」は日本の近代化を支えた大名家の松下村塾にインスパイアを受けていると語っています。1995年に設立されたこのゼミは、ITの発展にたった数十年で多くの優秀な人材を輩出しました。現在、彼は「ZEN大学すずかんゼミ」を通じて、新たな技術であるAIとDAOを活用し、次世代の指導者やイノベーターを育てることを目指しています。
ZEN大学の役割と未来
ZEN大学は、最新のIT技術を活用し、あらゆる人に大学進学の機会を提供しています。「知能情報社会学部」という唯一の学部では、特定の学問に偏らず多様なリテラシーを学ぶことができます。激変する社会の中で、必要なスキルを身につけられるこの環境は、多くの学生にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
今後もZEN大学すずかんゼミには、多くの期待が寄せられており、様々なプロジェクトを通じて、新しい学びの形が形作られていくことが楽しみです。興味のある方は、ぜひゼミに参加し、未来のイノベーションに貢献してみてはいかがでしょうか。