広島県三原市で開催！職業体験イベント「コドモシゴトタイケンFUNフェスティバル2024」

2024年11月17日、広島県三原市にて「コドモシゴトタイケンFUNフェスティバル2024」が開催されました。このイベントは、子どもたちに仕事や社会を学ぶ貴重な機会を提供することを目的としており、昨年からの取り組みを引き続き進めています。参加者は約400名で、その中には184名の子どもたちが含まれています。

このイベントの主催者である三原市と運営の株式会社バリューズフュージョンは、様々な企業のご協力を得て、職業体験を通じて子どもたちに多様な業界や仕事を知ってもらうことを目指しています。来場者からのアンケートによると、参加者の約90％が「満足した」と回答しており、成功裏に終了したことが伺えます。

当日の活動内容は多岐にわたっており、12社が参加し、それぞれのブースで魅力的な体験を提供しました。例えば、JAXA（宇宙航空研究開発機構）のブースでは、地球観測衛星についての理解を深めるためのポスターが展示されていました。また、エフピコではリサイクル教育をVRで体験し、再生可能な商品の重要性を学ぶことができました。

キヤノンマーケティングジャパンでは、計算を実際に行いながら学ぶ体験が提供され、JTBからは旅行業界の面白さを伝えるセミナーが行われました。ANAでは空港でのグランドスタッフの仕事を紹介し、実際の業務に触れることができる貴重な機会を子どもたちに提供しました。

さらに、ダスキンでは掃除の重要性やホコリの研究に関する学びがあり、日本郵便では手紙が届くまでの仕組みや体験をするブースが設けられました。広島ホームテレビでは、アナウンサーから声の出し方や伝え方を学ぶセッションが行われ、参加した子どもたちは大いに楽しんでいる様子でした。

ブックオフのブースでは、SDGsの取り組みを学び、缶バッジの袋詰め作業を体験しました。また、三井住友銀行のブースではお金の役割や計画的な使い方についてセミナーも行われ、貴重な経験ができました。明治食品では栄養に関するクイズを交えた楽しい時間が過ごされ、国土交通省のブースでは交通に関わる様々な仕事を学ぶことができました。

開会式には岡田吉弘三原市長が出席し、子どもたちの素晴らしい未来を願う挨拶が行われました。このようなイベントが持続的に開催されることで、子どもたちは自身の将来について考える力を育むことができ、地域とのつながりや社会への理解を深める良い機会となっています。

「コドモシゴトタイケンFUNフェスティバル2024」は、今後も地域の子どもたちに対して業界・職業の多様性を伝え、仕事を通じて社会に貢献する意義を理解させる重要なイベントとして定着していくことでしょう。何よりも、参加した子どもたちからは「将来やってみたい職業を見つけた」や「次回も参加したい」というポジティブな感想があり、次回の開催が待ち遠しいことが感じられました。