新たな相続サービスが誕生
相続や終活に関する問題で悩む人々を支えるべく、相続対策プラットフォーム「はなまる手帳」と税理士紹介サイト「税理士コンシェルジュ」が業務提携を結びました。この提携により、地域の専門家へのアクセスが向上し、相続に関する悩みを解消する新たなサービスが提供されます。
提携の背景
現在、多くの人々が相続についての相談をする機会が限られており、特に自宅近くの専門家にアプローチするのが難しいのが現状です。消費者の情報が不足する中、この提携は地域に根ざした形での専門家とのマッチングを目指しています。2021年11月に大手金融機関などに向けたOEM提供が発表されたことで、相続問題解決に向けた一歩を踏み出しました。
OEMとして提供されたシステムは、企業が自社の名前でサイトを運営できるため、全国的な規模での相続終活サービスを展開することが可能です。このことにより、従来の相続案件の軽視されていた販促活動に新たな光が差し込みます。
目的と取り組み
この提携の根底にある目的は、相続関連の専門家を全国に増やし、消費者が質の高い相談を受けられる場を提供することにあります。税理士コンシェルジュは約45,000社の登録税理士を持つため、提携によって相続案件の増加が期待されます。
また、はなまる手帳が提供するホワイトラベルOEMを通じて、新たな税理士の相続案件マッチングが進むことになります。この取り組みにより、税理士コンシェルジュに登録されている税理士たちも、相続のニーズに応じた案件獲得がしやすくなります。
具体的な取り組み内容
1.
税理士紹介: 税理士コンシェルジュに所属する税理士の事務所を、はなまる手帳プラットフォームに登録。
2.
相続案件マッチング: はなまる手帳のシステムを使用して、税理士への相続案件をマッチングします。
3.
税理士公募: 全国の税理士を対象に、共同で掲載業務を進めることで、さらなる専門家を募ります。
はなまる手帳のサービス
一般ユーザーが抱える終活や相続に関する悩みを、はなまる手帳がいかに解決するのかが注目されています。ユーザーは無料で使用できる機能を通じて、家系図診断や相続税の簡単計算ができ、問題点を可視化し、解決策を手帳形式で提供します。これにより、自宅近くの専門家にオンラインで相談をすることも可能です。
掲載される専門家
「はなまる手帳」では、以下の専門家が提供されます:
- - 税理士
- - 司法書士・行政書士
- - ファイナンシャルプランナー(FP)
- - 不動産関連
- - 介護施設紹介
- - 葬儀関連
- - 墓地関連
- - 生前整理・遺品整理サービス
- - その他の相続終活サービス
このように、「はなまる手帳」と「税理士コンシェルジュ」が提携することで、相続という複雑な問題をよりスムーズに解決するための周到なサービスが整いました。今後の展開や利用者の声に期待が寄せられています。