マクニカとニッパツ
2025-12-03 10:13:43

マクニカがニッパツのAI活用を支援、データ民主化の実現へ

マクニカがニッパツの研究開発を支援



株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市)は、ニッパツ(日本発条株式会社)の研究開発本部において、AI活用のための基盤整備に取り組み、クラウド型データ・インテリジェンス・プラットフォーム「Databricks」を導入しました。この取り組みにより、研究データの管理とアクセスの効率化を目指しています。

研究開発における課題


多くの企業がAIの活用に挑戦する中、データは各部署に分散し、どこに何があるのかが不明瞭だったり、データ管理基盤が整っていない場合も多いです。これにより、AIを最大限に今すぐ活用する環境が整っていないという現状がありました。マクニカの提供する「Databricks」は、データの蓄積、加工、分析、AIモデル開発・運用を一貫して行うことができるため、この問題を解決する力があります。

ニッパツの要望と対応


ニッパツの研究開発本部は、AI活用の推進に向けて次の点をクリアにしたいという要望がありました:
1. AI活用のためのデータ蓄積基盤を整備したい。
2. 各種データの管理項目や保存場所の統一。
3. AIモデルを最適化するための開発環境を構築。

Databricksの特長


「Databricks」は以下のような特長があります:
  • - ワンストップデータ活用:データの蓄積から分析、可視化までを一つのプラットフォームで行えるため、手間を省くことができます。
  • - 現場での定着のしやすさ:Excelデータも取り込みやすく、既存のシステムからの移行がスムーズです。
  • - 高い汎用性と柔軟性:AIモデルの開発に加え、データウェアハウスとしての利活用も可能。多様なデータ処理にも対応しています。
  • - 導入が容易:使用量課金制を採用しており、初期投資を抑えつつ段階的に活用できる仕組みが整っています。

導入後の成果


「Databricks」を導入したことにより、研究データの情報を数分で取得できるようになり、情報の集約とアクセス性が大幅に向上しました。また、データ管理が属人的でなくなり、チーム全員が情報をアクセスできる基盤が実現しました。この結果、AIモデルのチューニングやパラメータの調整がより頻繁に行われるようになり、予測の精度も向上しました。

さらに、異なる分野の研究データへのアクセスが可能となり、新たな価値の創出にもつながっています。

今後の展望


ニッパツの研究開発本部では、現在約10名が「Databricks」を活用していますが、今後は部門を超えた利用者の拡大を計画しています。また、アプリケーション作成機能やユーザーフレンドリーなインターフェースを活かし、誰もが使いやすい情報基盤を構築することを目指しています。

マクニカは今後もクライアントに寄り添いながら、技術的な支援とサポートを行い、ますます進化するデータ活用によるビジネスを推進してまいります。

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製品に関する問い合わせ先
株式会社マクニカ Databricks担当
TEL:045-476-2010
E-mail:[email protected]

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