アコーの挑戦
2020-01-24 14:00:38

アコー、使い捨てプラスチックゼロへ向けた挑戦を宣言!

アコーが掲げるサステナビリティへの取り組み



フランス・パリを本拠地に持つアコーグループは、2022年末までに全ての使い捨てプラスチックをホテルサービスから撤廃することを発表しました。この動きは、地球環境に対する責任を果たすための重要な一歩であり、ホスピタリティ業界全体にも大きな影響を与えることが期待されています。

使い捨てプラスチック廃止の背景



アコーは、エレンマッカーサー財団や国連環境計画と連携し、グローバル・ツーリズム・プラスチック・イニシアチブに参加。環境保護への強い意識に基づき、使い捨てプラスチックの削減を進めています。具体的には、ホテルの客室、会議室、レストラン、レジャー施設のすべてのエリアから廃止対象のアイテムをリストアップし、代替品への持続可能な移行を目指しています。

実績と新たな取り組み



アコーは過去25年間、サステイナブルなプログラムを推進しており、毎年1億2,000万人以上のお客様を迎え、2億食以上を提供してきました。これまでにプラスチック製のストローやマドラーを廃止した成果は顕著です。例えば、アコーのホテルでは94%がプラスチック製のストローを使用していない状況です。残りの6%は、2020年3月末までに同様の取り組みを行う予定です。

さらに、イビスのホテルでは89%がディスペンサー式のバスアメニティを導入しており、継続したプラスチック削減を実現しています。加えて、フェアモントでは新しく開業するホテルに環境基準を設け、客室にもろ過水を供給する仕組みを整えています。

地域社会との連携



アコーは、環境への影響を減少させるだけでなく、地域社会への還元も重視。すでにノボテルやソフィテルなどのブランドが、プラスチック廃止に向けた独自のアプローチを展開しています。また、新ブランド「グリート」では環境配慮のもと、使い捨てプラスチック不使用のサービスを提供しています。

目指す未来



アコーのCEO、セバスチャン・バザンは、企業としての責任を果たし続ける重要性を強調。顧客や地域社会のための持続可能な未来を共に作る意向を示しています。

アコー の活動は、業界全体に対する影響を考えるとき、ただの環境保護にとどまらず、観光業における新しいスタンダードを確立することに繋がります。プラスチックの使用を減少させることにより、旅行者の意識を変え、持続可能性の高い観光を実現するための重要な役割を果たすことでしょう。

最終的に、アコーはプラスチック使用の大胆な削減だけでなく、地域や地球に対するより広い影響をも見据えた取り組みを継続していくことを約束されており、この努力が未来の旅行の形を変えていくことを期待しています。

会社情報

会社名
エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア13階
電話番号
03-5157-1733

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。