情報セキュリティに関する調査結果
調査の目的と背景
ドリーム・アーツ株式会社は、経営層と情報システム部門に属する500名を対象に、情報セキュリティの実態に関する調査を行いました。昨今のサイバー攻撃は進化しており、企業はその対策に追われている状況が続いています。本調査の目的は、企業の情報セキュリティに対する意識と実際の対策状況を把握することです。
企業のセキュリティ対策状況
調査結果によると、回答者の91%が「重要な情報について十分な対策を講じている」と回答していますが、実際には63%が過去1年間に何らかのセキュリティインシデントを経験しています。これにより、実際の対策が理想に達していないことが浮き彫りになりました。
インシデントの種類
インシデントの詳細を見ると、最も多く発生したのが社内起因の「メールの誤送信」であり、次いで「ランサムウェア攻撃」「マルウェア感染」「外部からの不正アクセス」が続いています。これらの結果は、特に外部からの攻撃が企業のセキュリティに大きな脅威を与えていることを示しています。
経営層の認識の違い
さらに、役職別で見ると、経営層の68%が「十分対策している」と回答していますが、実際にはその現状を正しく把握できていない可能性があります。この認識のギャップは、企業のセキュリティ対策をさらに強化するための課題として浮上しています。
SaaS選定基準とその影響
SaaSベンダーの選定の際には、45.2%の回答者が「第三者機関による認定」を重視しているとの結果が出ました。これは、第三者機関の認証がセキュリティの担保につながると認識していることを示していますが、技術基準の適切な評価がなされていない企業が多いという実情も明らかになりました。
今後の展望
本調査は、今後の企業の情報セキュリティに関する方針や対策を見直すきっかけとなるでしょう。ドリーム・アーツは、企業の競争力向上に貢献するため、情報セキュリティ対策に関する支援を強化していく方針です。
資料のダウンロードについて
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会社概要
ドリーム・アーツは、企業の業務デジタル化を支援するクラウドサービスを提供しており、今後も「協創」という理念のもと、企業の情報セキュリティのさらなる強化に寄与していきます。