森バジルの新刊『探偵小石は恋しない』、その魅力とは?
2025年9月18日、待望の新作『探偵小石は恋しない』が小学館から登場します。著者は、松本清張賞を受賞した森バジルさん。彼のこれまでの作品は、魅力的なストーリー展開とユーモアあふれるキャラクターが光るものばかり。特に、『ノウイットオールあなただけが知っている』や『なんで死体がスタジオに!?』などのスマッシュヒット作がその実力を証明しています。
ジャンルを超えた挑戦
今回の『探偵小石は恋しない』では、ミステリーの新境地に挑むとあって、多くの期待を集めています。特設サイトも公開され、読者が事前情報なしで驚きを味わえるように配慮されています。この作品は、ジャンルを横断する森バジルさんの多才な魅力が詰まった一冊となっています。
特設サイトでは、200以上の書店員から寄せられた感想も紹介されており、その内容はネタバレを避けるために一部が伏せ字になっています。読者がどれほど驚愕するのか、筆者もその好奇心をそそられるところです。また、冒頭の50ページが試し読みとして公開されているので、ぜひ皆さんもその内容に触れてみてください。
小石探偵と奇妙な日常
本作の主人公、小石はミステリオタクの探偵です。しかし、彼のもとに寄せられる依頼の多くは浮気や不倫の調査。そんな日々を送りながらも、ある色恋案件では彼が病的に得意な理由が描かれています。しかし、そんな日常が一変する出来事が待ち構えているのです。
物語の中での小石と相談員の蓮杖は、通常とは異なる事件に直面し、予想もしない展開へと突入します。一見すると恋愛事ばかりの話に見えますが、森バジルさんの筆力で、この作品はそれだけで終わるはずがありません。読み進めるうちに、驚きに満ちた真相が待っていることが予想されています。
書店員たちの高評価
多くの書店員たちから寄せられた激賞の声も気になります。たとえば、ときわ書房の宇田川拓也氏は「非の打ち所がない傑作」と称賛。紀伊國屋書店新宿本店の反中啓子氏は、「読者を華麗に振り回す森バジルの世界」とコメントしています。さらに、精文館書店の久田かおり氏も、ニヤニヤの後の驚愕体験を期待せずにはいられないといった感想を寄せています。
発売記念イベント
本書の発売を記念して、紀伊國屋書店新宿本店ではトーク&サイン会が行われることが決定しました。日時は2025年9月20日、興味のある方は早めにチェックしておくことをお勧めします。ミステリー好きはもちろん、森バジルのファンにはたまらないイベントになるでしょう。
著者プロフィール
森バジルは1992年に宮崎県で生まれ、九州大学を卒業後、2018年に第23回スニーカー大賞《秋》で優秀賞を受賞。同年、著書『ノウイットオールあなただけが知っている』で松本清張賞を受賞し、晴れて文壇デビューを果たしました。彼の作品は、日常の中に潜む摩訶不思議なミステリーや、色恋をテーマにしたストーリーが多く、今後も注目が集まる作家です。
お求めは各書店で、ぜひ手に取ってお楽しみください。新作『探偵小石は恋しない』、ミステリーの新たな波を感じる一冊です!