社会課題解決へ向けた取り組みを続けるLIFULLの30周年

株式会社LIFULL（ライフル）は、2025年7月1日に創業30周年を迎えます。この大きな節目を迎えるにあたり、社員、クライアント、ユーザー、パートナー、株主の皆様に深い感謝の意を表しています。1995年の創業以来、LIFULLは利他主義を基に「あらゆるLIFEを、FULLに。」という理念を掲げ、人々の暮らしを豊かにするためのサービスを提供してきました。

LIFULLは、設立当初から「不動産情報の非対称性を解決したい」との思いから始まりました。代表の井上高志氏のビジョンに基づき、最初はネクストホームという形でスタートし、1997年には株式会社ネクストとして設立されました。この年には、不動産・情報サイト「HOME'S（ホームズ）」を立ち上げ、日本最大級の不動産・住宅情報プラットフォームへ成長を遂げました。社名をLIFULLに変更したのは2017年のことです。そして、近年では高齢化社会や人口減少といった社会課題にも積極的に取り組む事業を展開しています。

2023年12月には社長交代を行い、伊東祐司が社長として就任しました。彼は主力事業である「LIFULL HOME'S」の成長を牽引してきた実績を持ち、新たな挑戦を行っています。現在のLIFULLは、AIなどのテクノロジーを活用しつつ、データや広範なネットワークを駆使して、さらなる成長を目指しています。

伊東社長は、LIFULL創業以来の経験をもとに、常に変化する時代の中で新たな挑戦を続けてきました。彼は「ここからがLIFULLの真骨頂だ」とも述べ、企業としての成長を一層促していく姿勢を示しています。

一方、代表取締役会長の井上高志氏は、これまでの道のりを振り返りつつ、時代の変化に対応し続ける重要性を訴えています。インターネットの進化やAIの登場といった変化の中で、LIFULLが務める社会的責任の重さを再認識しています。彼は、今後も社員全員が利他の心を持ち続け、社会に貢献する姿勢を貫くと語ります。

また、LIFULLは2025年9月期末の配当金に、お礼を込めて1株あたり1円の記念配当を実施することを発表しました。これも株主の皆様への感謝の気持ちを形にする一環です。

LIFULLは、これからも社会課題解決に向けた取り組みを継続し、より多くの人々が「安心」と「喜び」を得られる社会の実現を目指します。特に、不動産や介護、地方創生において、幅広い領域での事業拡大を図っています。

総じて、LIFULLは設立からの30年を経て、今後も人々の暮らしを豊かにするための挑戦を続け、社会に必要とされる存在として成長し続けるでしょう。これからの30年もLIFULLの動向から目が離せません。

会社情報