ティナー・ブラザーズ:日本初上陸のウィスキーリキュール
このたび、英国のコーンウォールから伝説のウィスキーリキュール「ティナー・ブラザーズ」が日本に上陸します。有限会社エス・シー・ティーは、2025年10月20日より全国の酒販店および公式オンラインストアでこの4種類の新しいリキュールを発売します。手に取りやすい価格でありながら、プレミアム感を兼ね備えたこの商品は、19世紀の伝説的なレシピをもとに、現代の天才蒸留家によって再現されました。
密造酒の歴史とは?
ティナー・ブラザーズの物語は、19世紀のイングランド・コーンウォールに遡ります。当時、2人の兄弟は王冠の税金に反抗し、密かにムーンシャインを作り続けていました。昼間は鉱山で働き、夜になると荒野の風味を活かした「ブラックウィスキー」を製造していた彼ら。しかし、ある夜、蒸留器の爆発という不運に見舞われ、その歴史は途絶えてしまいました。伝説のレシピは世に出ることなく消えてしまったのです。
2025年、この伝説が現代の蒸留家タクィン・リードベターによって復活します。彼はコーンウォールの反逆精神を再解釈し、全く新しい形でリキュールとして蘇らせました。これにより、ティナー・ブラザーズの味わいが現代の飲酒文化にどのようにマッチするのか、期待が高まります。
ティナー・ブラザーズのラインアップ
ティナー・ブラザーズは全4種のフレーバーを提供しています。それぞれに独自の特徴があり、好みに応じて選ぶことができます。
- - ブラッド・オレンジ:ジューシーな柑橘の香りと酸味が特徴。ほのかなキャラメルの余韻が感じられ、22%のアルコール度数が魅力的です。
- - トフィーナッツ:豊かで甘いキャラメルの風味に温かみのあるバーボンの香りがマッチし、長く続く味わいが楽しめます。
- - ブラック・スパイス:深みのあるスパイスと甘さが融合し、ダークでエキゾチックな余韻を感じられる一品。
- - ワイルド・チェリー:タルトなチェリーの味わいが広がり、バーボンの甘さが優しく引き立てられ、フルーティーな後味を楽しむことができます。
日本市場における可能性
近年、日本ではハイボールブームが盛り上がりを見せており、フレーバー付きウィスキーが急激に人気を集めています。ティナー・ブラザーズは、22%という低いアルコール度数が健康志向に合致し、カクテルの実験的なトレンドにも対応しています。簡単にハイボールを注ぐだけで、柑橘の爽快感やスパイスの奥深さを加え、家庭やバーでの新たな定番となるでしょう。
デザートとの相性も良く、ケーキやアイスクリームにかけることで、豊かな風味が一層引き立ちます。
創始者の紹介
タクィン・リードベターは、フランスの名門料理学校ル・コルドン・ブルーで学んだ元シェフであり、今は自学で蒸留家としての道を歩んでいます。料理人としてのバックグラウンドを活かし、緻密な風味の組み合わせにこだわった彼のリキュールは、まるで一皿の料理を味わっているかのような感覚を提供します。彼の創造性は多岐にわたり、受賞歴のあるジンからこの歴史的なウィスキーの復活まで、様々なプロジェクトに取り組んでいます。
製造プロセス
リキュールの製造は、まず約3年間アメリカン・ホワイトオーク樽で熟成されたベースウィスキーから始まります。次に、アルコール度数を22%にゆるやかに調整し、セレクションされた天然の風味付けを施します。その後、ニュートラルな容器で数週間熟成させることで、最高の風味を引き出します。この丁寧な過程が、日本人の繊細な味覚にぴったり合った仕上がりを実現しています。
お問い合わせ先
ティナー・ブラザーズに関する情報やコラボレーションについては、有限会社エス・シー・ティーまでご連絡ください。お酒を愛するバーや飲食店の方々のご連絡もお待ちしております。
メール:
[email protected]
電話番号: 03-3926-2632