十勝冷燻工房誕生
2021-08-18 14:00:08

十勝に誕生した冷燻工房と魔法のマヨネーズの魅力

十勝に誕生した冷燻工房と魔法のマヨネーズの魅力



北海道の十勝地方に新たに誕生した「十勝冷燻工房」は、特に注目されている冷燻技術を駆使して美味しいマヨネーズを生み出しています。この工房は、オーナーシェフの輿水治比古氏が監修し、その革新性と魅力で多くの注目を集めています。

冷燻とは何か?



冷燻は、一般的な燻製と異なり、約30℃の低温で食材を長時間かけて燻製する手法です。これにより、食材の持つ本来の旨味を壊すことなく、燻製の香ばしい風味を付加します。熱に弱い食材、たとえば生魚や調味料なども燻製にすることが可能です。輿水氏が特許を持つ独自の燻製器によって、煙が食材に均等に届くため、燻製の豊かさが引き立てられます。

輿水治比古氏の技術



輿水氏は、東京・赤坂に26年間店舗を持つ「燻」のオーナーシェフであり、冷燻技術の第一人者です。彼の手による料理は、多くの著名人から称賛を受け、特にアメリカ元大統領クリントン氏やミシュラン三ツ星のジョエル・ロブション氏も彼の料理の虜になっています。輿水氏は、自身の技術を生かして十勝の美味しい食材と掛け合わせることによって、より多くの人々にその魅力を伝えるためのプロジェクトに参加しています。

そら株式会社の誕生と冷燻工房の設立背景



株式会社そらは、2020年4月に設立されましたが、その根底には新型コロナウイルスの影響があります。当初は金融関連の事業を展開する予定でしたが、観光業や飲食業が厳しい状況に直面したことから事業計画を見直す必要に迫られました。そんな時に輿水氏との出会いがあり、「十勝での起業を支援する」との反応を得たことから、食材の発展に寄与するプロジェクトが進められることになりました。

魔法のマヨネーズの魅力



十勝冷燻工房での注目商品は、冷燻マヨネーズです。このマヨネーズは、地元中札内村の新鮮な卵を使用して作られ、輿水氏の監修によって冷燻されます。十勝の豊かな土壌で育まれたじゃがいもやアスパラ、さらには豚や鶏、羊、牛といった食材との相性が素晴らしいと評判です。試食した多くのお客様からは、「これまでのマヨネーズとは違う!」や「燻製の香りが深い!」など、高い評価が寄せられています。

商品ラインナップと販売について



冷燻マヨネーズは、フレーバーがプレーン、カレー、柚子の三種類から選べ、各200gで4,500円(税込)で提供される予定です。現在、ふるさと納税クラウドファンディングに参加し、全国の人々にこの魅力を伝えるべく準備を進めています。

冷燻工房の未来



輿水氏は、「十勝の自然や風景に感動した」と語り、十勝から日本全国にこの素晴らしい食材と技術を広めることを目指しています。「魔法のマヨネーズ」から始まる新たな挑戦が期待されます。

会社概要



株式会社そらは、北海道帯広市に本社を置き、観光事業や食関連事業を展開。グランピングリゾート「フェーリエンドルフ」の運営も行い、地域の活性化を目指しています。十勝冷燻工房は、そんな彼らの新たなプロジェクトの一つとして位置付けられ、食の宝庫である十勝の魅力を全国に広める役割を担っています。

会社情報

会社名
株式会社そら
住所
北海道帯広市西二条南8-14-3
電話番号
0155-67-5734

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