4FULが広島イノベーションベースと手を組む
地方における人口減少問題が深刻化する中、起業支援は地域活性化の鍵とされています。広島県尾道市に本社を置く4FUL株式会社は、地域の未来を見据え、起業家支援に力を入れています。2023年9月27日、代表取締役の佐藤友彦氏は、一般社団法人広島イノベーションベース(HIB)が開催した月例会に登壇し、自身の経験やビジネス戦略について熱く語りました。
広島イノベーションベースの理念
広島イノベーションベースは、地方創生の課題に応えるため、起業家同士が互いに学び合い、成長できる環境作りを目指しています。最近では、経営者を講師として招き、月例会やメンタリングプログラムを通じて多様な学びの場を提供。このようにして、広島県の活性化を図る活動を行っています。佐藤氏が登場したのも、地域を盛り上げるコミュニティ作りに共感したからです。
講演内容の紹介
佐藤氏の講演テーマは『~地方から世界へ~ベトナムから第二創業を果たした海外展開の挑戦』でした。彼は、ベトナムでのビジネス経験を通じて、日本市場が成熟している一方で、特殊な商習慣があることを強調しました。そのため、すでに日本にいる起業家にとってはその知識を活かせる絶好のチャンスだと述べました。
さらに、若い起業希望者たちには「やってみる」姿勢を促しました。ビジネスは実践を通じて磨かれ、失敗は新たな学びの機会であるとし、実際に行動を起こすことの重要性を語りました。この姿勢は、4FULが今後も地域に根ざして活動していくための基礎となることでしょう。
4FULのビジョンと今後の展望
4FUL株式会社は、インテリアと家具の企画開発を手がけており、起業経験を生かして更なる事業展開を目指しています。特に、ベトナムにも拠点を持つことから、国際的なビジネスにも目を向けており、今後のさらなる成長が期待されます。
広島イノベーションベースとの連携を通じ、地域の起業家たちとともに新たな価値を創出し、広島の活性化に貢献する姿勢を取っています。地域に根ざした起業家支援の取り組みが、彼らにとっての新しい可能性を開くカギとなるでしょう。これからも4FULの動向から目が離せません。
会社概要
4FUL株式会社は、家具・インテリアの企画開発、卸売、EC運営を行っており、グローバルな視点からのビジネス展開に注力しています。今後も、地域とのつながりを大切にしながら、さまざまなステークホルダーと協力し、広島の経済と文化の活性化に寄与していくことが期待されます。