ひかり味噌が織り成す和食の魅力
和食はただの食事ではなく、日本の心を形作る文化であり、最近ではその魅力が海外でも再評価されています。特に、味噌は日本の伝統的な発酵食品として、今や国際的に人気を博しています。一方で、国内では家庭での和食離れや味噌出荷量の減少も懸念されています。このような背景の中、ひかり味噌株式会社は日本の伝統的な食文化を継承し、次世代に伝えるための重要な取り組みを行っています。
ひかり味噌は、和食の魅力を子どもたちに体験してもらうことを目的に、食育セミナーを開催すると発表しました。このセミナーでは、女性味噌職人による原材料を用いた味噌の作り方や、恵比寿の日本料理店「日本料理雄」オーナーの佐藤雄一氏による和食料理のセミナーが行われます。こどもたちは、実際に和食の給食を楽しむことで、味噌や和食に対する理解を深めることができます。これにより、五感を使った体験を通じて、和食文化の魅力を再発見することでしょう。
また、開催日である1月20日は大寒と呼ばれ、昔から味噌を仕込むのに適した時期とされています。この寒い時期に、ひかり味噌は「寒仕込み」を行い、厳選された材料と伝統的な手法を用いて、数量限定の天然醸造味噌を生産します。この特別な時期に味噌に親しむ機会を提供することで、家庭での和食利用の促進を図ります。
食育セミナーの詳細
日時
- - 2017年1月19日(木)10:40 ~ 12:55
会場
- - 文京区立明化小学校(東京都文京区千石1丁目13−9)
スケジュール
- - 10:40~12:15 ひかり味噌による味噌セミナー
- - 12:15~12:55 和食給食の実食(佐藤氏による献立)
このセミナーは特に6年生2クラスを対象としており、味噌の仕込みは予定されていませんが、和食の魅力を体験できる貴重な場となります。
ひかり味噌株式会社は、1951年に設立され、伝統的な味噌作りの技術を駆使して、高品質な製品を提供してきました。長野県に工場を構え、厳選した原材料を使用して作られる無添加味噌は、多くの顧客に支持されています。無添加円熟こうじみそは、無添加味噌カテゴリーで7年連続No.1を獲得するなど、その品質は折り紙付きです。
和食文化の継承
和食給食応援団の設立
2014年、和食の大切さを感じる和食料理人と大手食品メーカーらが結集し、「和食給食応援団」が設立されました。この団体は、全国の小中学校を訪れ、和食を定期的に給食に取り入れる活動を行っています。これにより、子どもたちに対して和食の重要性を伝え、味噌をはじめとする日本の伝統食品の良さを再認識させることを目指しています。
日本料理雄と佐藤氏の役割
佐藤雄一氏は、和食料理人としての経験を活かし、子どもたちに和食料理を紹介する一方、食育にも力を入れています。彼の創作料理は、国際的なメディアでも取り上げられるなど、和食の普及に貢献しています。
未来への期待
このセミナーを通じて、和食の重要性と魅力が再認識され、こどもたちが将来にわたって和食を楽しむ文化を育む一歩となることでしょう。ひかり味噌の商品は、家庭でも手軽に和食を楽しむための選択肢として、多くの人々に広まることで、さらなる食文化の発展に寄与することが期待されています。