仙台で足の爪を学ぶ自由研究イベントを開催！健康の大切さを子どもたちに伝える試み

仙台で足の爪を学ぶ自由研究イベント開催

2025年8月1日、宮城県仙台市にて、株式会社マルナニエが主催する特別な自由研究イベントが開催されます。テーマは「足の爪のチカラ～立つ・歩く仕組みを学んでみよう～」。このイベントは、小学生を対象に、足の爪が果たす重要な役割や健康を保つためのケア方法について楽しく学ぶ機会を提供します。

爪難民の現状

近年、「爪難民」という言葉が注目を集めています。これは、自身で足の爪を切ることができない高齢者が全国で約700万人もいるという問題を指しています。特に在宅高齢者の70%、高齢者施設入居者の95%が爪の変形で悩んでおり、その影響で日常生活に支障をきたすケースが非常に多いのです。爪が長くなりすぎてしまうと、布団に引っかかって眠れない、靴下や靴が履けないなど、深刻な困難を引き起こします。高齢者だけでなく、ハイヒールを履く女性やスポーツをする若者も「爪難民予備軍」と位置付けられ、爪の健康に対する認識を高める必要があります。

こどもへの啓蒙活動の必要性

こうした社会問題を踏まえ、爪について知識を持ち、適切なケアをすることがますます重要になっています。しかし、子どもたちが爪のケアについて学ぶ機会は非常に少ないのが実情です。そこで、このイベントは、足の爪がどのようにして健康を支えるのかを学ぶための貴重な場となることを目指しています。

イベント内容

この自由研究イベントでは、参加者が

- 足の爪の重要性
- 正しい爪のケア方法
- 自分のつまの健康チェック

といったテーマについて、クイズや体験を通じて学びます。

特に注目すべきは、模擬の肥厚爪を装着し、トラブルの苦痛や不自由さを体験することです。1センチのアクリル樹脂と樹脂粘土で作られた模擬肥厚爪は、実際のトラブルがどのような影響を及ぼすかを身をもって感じる絶好の機会です。昨年の参加者からは、「正しい爪の切り方や長さを初めて知った」という喜びの声が寄せられました。これは、future generationsのQOL向上に繋がる大切な学びです。

イベントの詳細

第2回自由研究イベント

- 日時: 2025年8月1日（金）午前10時～12時
- 場所: 地下鉄東西線・国際センター駅2階「青葉の風テラス」
- 参加費用: 2200円（テキスト・模造紙・爪ヤスリ付き）
- 参加人数: 小学3年生以上の親子10組
- 内容: 足の爪の役割に関するレクチャー、自分の爪の健康チェック、模擬肥厚爪の体験など。

株式会社マルナニエとつめトピアの取り組み

このイベントを主催する株式会社マルナニエは、高齢者のための爪に特化したケアサービスを提供しています。経済産業省の「グレーゾーン解消制度」に認定され、安心して使える民間サービスとして評価されています。また、2024年からは専門的な技術者養成スクールも開校。看護師など、専門的な技術指導を通じて、さらに多くの方へ爪ケアの大切さを届けていく予定です。