リファービッシュ品の需要
2025-02-21 11:48:20

スマホ購入意識調査から見える日本のリファービッシュ品の需要と特徴

スマホ購入意識調査から見えてくるもの



世界的なリファービッシュ品の取引市場であるBack Marketは、日本を含む18カ国でのスマートフォンの購入経路とリファービッシュ品に関する意識調査を行いました。本調査は、2024年10月に、専門調査会社Tolunaを通じて実施され、各国約1,000人の18歳以上の男女が対象となりました。リファービッシュ品とは、専門家が中古品を検査し、クリーニングや修理を行って正常に動作することが確認された整備済製品を指します。

日本と欧州の購入傾向


調査結果によると、スマートフォンの購入経路に関して、日本では62%がキャリアから購入したと答えました。一方、欧州の国々(フランス、スペイン、イギリス)ではこの割合が約30%に留まることが明らかになりました。また、日本では72%の人がSIMロックがかかっているスマホを購入しているのに対し、欧州では60%以上がSIMロック解除済みのスマートフォンを選んでいることも興味深い点です。これは、日本の通信契約が端末購入とパッケージ化されていることが背景にあると考えられます。

リファービッシュ品の購入理由


リファービッシュ品の購入理由に関しては、「金銭的メリット」が全ての国で最も多くの票を集めました。特に、日本と米国においては「新品と同じくらいの信頼性があるから」という意見が寄せられました。しかし、欧州では40%以上が「環境への配慮」が理由でリファービッシュ品を選んでいることが注目されます。日本ではこれに対してわずか15%の人が環境配慮を挙げており、その意識の差が明らかになっています。

若年層に見るリファービッシュ品の関心


特に、調査では18歳から34歳の若年層が63%と高い割合でリファービッシュ品の購入を検討しているという結果が出ました。対して、55歳以上の層ではこの割合が29%に留まります。これからも、若年層はコストパフォーマンスや品質を重視し、リファービッシュ品を選択する傾向が強いといえるでしょう。

調査概要


調査はインターネットを通じて行われ、以下の国からの回答が集められました。日本、米国、フランス、スペイン、イギリスの各国で、18歳以上の男女、合計約5,000人が対象です。

Back Marketについて


Back Marketは、2014年にフランスで設立された企業で、電子機器のリファービッシュ品を扱う世界最大級のマーケットプレイスです。日本を含む18カ国で事業を展開し、厳格な審査やノウハウの共有を通じて高品質な製品を提供し続けています。リファービッシュ品は環境負荷がはるかに低く、持続可能な社会に貢献する商品として注目を浴びています。企業ミッションとして、サステナブルな活動を掲げ、2023年にはB Corporation認証も取得しています。

Back Marketでは、1年間の動作保証や30日間の返金保証を設け、安心してリファービッシュ品を購入できる環境を提供しています。今後も、より多くの人々にリファービッシュ品の魅力を伝え、環境に優しい選択肢を広めていくことを目指しています。


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会社情報

会社名
Back Market Japan株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-12-18The Iceberg
電話番号
0120-938-647

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