タマホームと東京ガス、太陽光発電サービスを新たに提供
タマホーム株式会社と東京ガス株式会社は、新築戸建注文住宅のお客様を対象に、初期費用0円で利用できる太陽光発電サービス「IGNITUREソーラー(フラットプラン)」を全国展開することを発表しました。両社は2030年までにこのサービスを20,000棟以上に導入することを目指しています。
背景と増加する関心
近年の電気料金の高騰や自然災害の影響により、家庭用の太陽光発電システムや蓄電池への関心が急速に高まっています。しかし、新築時に導入する際の初期費用に対する懸念が大きな障壁となっていました。このニーズを受けて、タマホームと東京ガスは、初期コストをゼロにした「IGNITUREソーラー(フラットプラン)」の導入に合意しました。
どうやって利用するのか?
このサービスは、お客様宅に初期費用0円で太陽光発電システムを設置します。サービス期間中、発生する余剰電力の売電収入は東京ガスが受け取り、これによって月々のサービス料金が割安となります。サービス期間は10年間ですが、契約満了後も売電収入の見込みがあるため、お客様にとっては長期的に見ても投資効果が期待できるプランです。
お客様のメリット
この新サービスの導入により、いくつかの大きなメリットを享受できます。
1.
経済性: 電力会社からの電力購入量を抑制できるため、毎月の電気料金を削減できます。
2.
停電対策: 自然災害や計画停電の際に、発電している電気を利用できるため、ライフラインの確保が可能です。
3.
環境性: CO2の排出量を減少させることで、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献します。
IGNITUREブランドの目的
東京ガスは、2023年11月に新しいソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。これにより、家庭や法人、地域コミュニティが経済的、利便性、効率性を高めつつ、脱炭素とレジリエンス向上の両立を目指します。
タマホームの基本情報
タマホームは1998年に設立され、リーダーである玉木伸弥社長のもとで現在、約3,420名の従業員が活躍している建築・設計、不動産業の大手企業です。2024年5月時点で資本金は43億1,014万円に達しています。
まとめ
タマホームと東京ガスの新たなパートナーシップにより、これからの住宅市場での太陽光発電の普及が加速することが期待されています。経済性や安全性を考慮した新サービスは、未来の住環境を大きく変える要因となるでしょう。