燃え殻の新書
2020-11-15 12:12:38
燃え殻氏の新作『相談の森』発売前に重版決定!
燃え殻氏が贈る『相談の森』が話題に
今年12月に発売される、小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』で知られる燃え殻氏の新作『相談の森』。この本が早くも予約殺到の中、発売前に重版が決定したことは、多くの読者に衝撃と期待を与えている。
人生の悩みに寄り添う一冊
燃え殻氏は、自身の人気連載「燃え殻さんに聞いてみた。」を基にしたこの書籍で、誰もが抱える人生の悩みに対して、共感と柔軟な視点から対応している。悩みは多岐にわたる。家族の関係、仕事の悩み、恋愛、将来の不安、過去の失敗など、私たちの日常にはさまざまな迷いがつきものだ。
著者は、そうした悩みの一つ一つに対して「人生をなんとか乗りこなす方法」を提供することを目指している。特に、コロナ禍の影響で日常が変わった今、不安や悩みはますます増えている。この本はそうした時代において、読者に寄り添う内容となっている。
「答えを出さない」が魅力
燃え殻氏は、「答えを出すのではなく、ただいっしょにいること」を大切にしていると語る。彼自身、日々の判断に困難を感じたり、大きな後悔を抱えたりする普通の人間である。だからこそ、他人の相談に自信を持って答えることは難しいと思っている。しかし、その気持ちが逆に、相談者に寄り添う姿勢を生むのだ。「相談の森で、一緒に時間を過ごすことで、朝を迎える希望を見出そう」とする姿勢は、多くの人に共感を呼ぶだろう。
様々な相談内容
本書には、シリアスな悩みからユーモラスな相談まで幅広い内容が収録されている。「彼のことを好きだと思っているのですが、実は違うのでしょうか」「かつての家族が忘れられません」といった深刻な悩みから、「バーでぼったくられました」「尿意が我慢できません」といったコミカルな相談まで、燃え殻氏の独特な視点で回答がなされる。
その内容は時にはズバリと解決策を示さないが、なぜか「このままで大丈夫かもしれない」と安心感を与える。収録予定の61篇のQ&Aは、まさに現代人の心の迷いを反映している。
注目の推薦
さらに、占い師であり作家のしいたけ.さんも本書を推薦している。そのコメントには、「他の人から見たら笑われてしまうようなことが、自信に繋がることがある」といった励ましが込められている。
燃え殻氏について
燃え殻氏は1973年に神奈川県に生まれ、テレビ美術制作会社で働きながら小説家やエッセイストとして活躍している。2017年に刊行したデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、短期間で77,000部以上の売上を記録し、一躍ベストセラー作家となった。いまや注目の存在となり、彼の作品は多くの人々に影響を与え続けている。現在も新潮社の文芸誌『yomyom』で連載を続けるなど、活動の幅を広げている。
『相談の森』は、心の悩みに思いやりを持って寄り添う燃え殻氏の新たな挑戦となる。人生に迷った時、是非手に取ってみたい一冊である。
会社情報
- 会社名
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ネコノス合同会社
- 住所
- 東京都世田谷区上馬3-14-11 YSDビル7F
- 電話番号
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03-6804-6001