サザビーリーグが目指す新たなライフスタイルの提案
株式会社サザビーリーグが、2022年4月にスタートしたコーポレートベンチャーキャピタル事業を通じて、エクスペリサス社へと出資したことを発表しました。この取り組みは、新たなライフスタイルを探求する中で、日本の観光業界に持続可能な成長をもたらすことを目的としています。
出資先のエクスペリサス社について
エクスペリサス社は、東京都渋谷区に本社を置き、2017年に設立されました。代表取締役の丸山智義氏がリードするこの会社は、日本の独自性を活かした高付加価値な旅や体験を世界中に提供することを視野に入れています。彼らのビジョンは、「旅・体験の高付加価値化を通じて、世界中に日本のファンを創出する」ことです。これは国内外の観光に新たな需要を生み出し、さらには社会課題を解決する一助ともなります。
エクスペリサス社の事業は、特に富裕層向けの高付加価値体験の開発に焦点を当てており、国内及び国外でのマーケティングにも力を入れています。また、BtoB事業やBtoG事業も展開し、多角的なアプローチで観光業界における可能性を広げています。
観光業の社会課題へのアプローチ
観光業界は、日本の基幹産業の一つであり、持続可能な成長を目指す上で、いくつかの課題に直面しています。「オーバーツーリズム」「地方格差」「観光人材不足」といった問題は、今後の発展において重要なテーマです。エクスペリサス社は、こうした課題に対する解決策を模索し、実行に移すことを目標としています。
サザビーリーグはエクスペリサスへの出資を通じて、これらの課題解決を支援し、持続可能な観光事業の実現に寄与することを期待しています。サザビーリーグの企業理念である“It’s a beautiful day.”を基に、この連携を強化し、観光業界全体を活性化させることを目指します。
今後の展望
今後もサザビーリーグは、エクスペリサスとの協業を通じて旅や体験の価値を高めていく考えです。独自性のある事業モデルや販売力を持つエクスペリサスとの連携は、今後の日本の観光業に新たな風をもたらすでしょう。
まとめ
サザビーリーグの出資によって、エクスペリサスはより高い高付加価値な体験を提供し、地域社会の課題に向き合う必要がある中で、日本の観光業界の未来を担う存在となるでしょう。これからの動向に注目が集まります。