自然体験エリア
2025-07-01 11:44:29

「アクアマリンふくしま」の新エリアが開幕!自然体験を満喫しよう

福島県いわき市にある東北最大級の水族館「アクアマリンふくしま」が、開館25周年を記念して新エリア「わくわく・はじまりの森」を2025年7月12日にグランドオープンします。この新区域は、浜通りの豊かな里山の自然を体感できる体験型の展示が特徴です。特に、一般的な水槽展示とは一線を画し、生き物たちを自然環境の中で探し当てる楽しみがあります。

アクアマリンふくしまのこの新エリアでは、子供たちが発見する楽しさを味わえるような仕掛けがたくさん用意されています。例えば、倒木や岩の隙間に隠れる生き物たちを探す「生き物探索」活動では、ヒントを元に自分で生き物たちの住処を見つけることができ、「フィールドサイン」と呼ばれる動物の足跡や糞などの痕跡を見つけることで、自然観察の楽しさを体感できます。

さらに、このエリアには特別に設計された人工の川が設けられており、子どもたちが実際に水に入って遊ぶことができます。この川は大人のくるぶしほどの深さに設定されており、安全に川遊びを楽しむことができます。ここでの体験は、「川ガキ」と呼ばれる子どもたちに楽しい川遊びの機会を提供し、自然への第一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。

「わくわく・はじまりの森」の魅力



「わくわく・はじまりの森」は、約5000㎡の広さを誇る大型展示エリアで、二つの主要なゾーンがあります。一つ目は「ふくしま・いろんな生きものトンネル」で、ここでは福島に住む魚や昆虫、哺乳類などが紹介されます。地域に生息するホンドタヌキや絶滅危惧種のキタノメダカなどの生物を通じて、親子で自然談義に花を咲かせることができる「親子キャプション」も設置しています。

もう一つのエリアは「里山体験エリア」で、こちらでは自然に溶け込んだ生き物の展示を見ることができます。里山の多様な自然環境を再現したこの場所で、さまざまな生き物やその生態系の面白さを実感できるでしょう。アカネズミやハタネズミ、さまざまなカエルなどが見られ、自然の魅力を体験できます。

遊びながら学ぶことをテーマとしている「くるぶし川遊びエリア」では、家族連れで川遊びを楽しむことができ、テラスでは水中を覗き見て生き物を観察する楽しい一時も提供されます。
三つの異なるエリアで構成される「わくわく・はじまりの森」は、自然の不思議を全身で体感できる絶好の場です。お子様の知的好奇心を刺激します。

特別イベントとオープン記念グッズ



新エリアのオープンに合わせて、様々なオリジナルグッズも登場します。 たとえば、アクアマリンで人気の生き物たちをテーマにしたデザインのフロストミラーやクリアファイル、パスポートケースなどがあります。ぜひ、訪問の際にはお土産にどうぞ。また、レストランでは特別メニューも用意されており、タヌキやナメダンゴのイラストが描かれたコロッケとメンチカツのセットが販売されます。これらのオープン記念メニューは、開館記念日から楽しめることができます。

館長からのメッセージ



館長の古川健さんは、自然教育の重要性とその体験がどれほど子どもたちの興味を育てるかを強調しています。25年前の開館日から子どもたちと触れ合う中で、自然環境に触れることなく育つ子どもたちの現実を知り、そのために楽しみながら学べるこのようなエリアを作ることが必要だと感じていました。

「わくわく・はじまりの森」が子どもたちにとって楽しい体験となり、自然環境への興味を育む一躍を担うことを期待しています。

アクアマリンふくしまの特徴



アクアマリンふくしまは、東北最大の体験型水族館として広く認知されており、約800種の生き物を展示しています。海の大切さや生き物たちとの出会いを通じて、訪れるすべての方に楽しんでいただける体験を提供しています。入館料金や開館時間は公式サイトでご確認ください。

「わくわく・はじまりの森」を通じて、多くの人が自然を楽しむことができる素敵な機会を提供するアクアマリンふくしまへの訪問をお待ちしております。


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会社情報

会社名
公益財団法人ふくしま海洋科学館
住所
福島県いわき市小名浜字辰巳町50
電話番号

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