2023年10月、茨城県古河市において、物流不動産の先端を行くプロロジスが10棟からなるHAZMAT倉庫「プロロジスパーク古河7」の竣工式を盛大に執り行いました。プロロジスは世界中で物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるグローバル企業で、日本本社は東京都千代田区丸の内に位置しています。今回の竣工を迎えるにあたり、関係者や設計・施工を担当する三和建設株式会社の社長も参列し、完成を祝いました。
「プロロジスパーク古河7」は、単なる倉庫ではなく、さまざまな用途に応じたマルチパーパス型物流施設です。これは、プロロジス古河プロジェクトの一環で、農業用地や物流ニーズに応える形で開発が進められています。現在、同エリアには19棟のHAZMAT倉庫が導入されており、その数は国内最大級を誇ります。HAZMAT倉庫とは、危険物を保管するための専用倉庫で、特定の基準に基づいて設計されています。
プロロジスによると、今国内ではHAZMAT倉庫の供給不足が顕在化しており、ドライ倉庫との一体運用が求められている現状があります。危険物を扱う企業の法令遵守意識は高まっており、その結果、HAZMAT倉庫の賃貸ニーズも増加しています。この施設の設計は、効率的な物流を実現するための動線設計にこだわり、倉庫間の移動をスムーズにする工夫がされています。
プロロジスパーク古河7のもう一つの特長は、そのデザインです。外観の六角形は、古河藩主の土井利位が著した「雪華図説」の雪の結晶からインスパイアを受けています。この意匠は古河市内の様々な景観とも調和し、地域の文化を反映しています。さらに、各棟には番号が付されており、トラックドライバーが容易に荷物の搬出入を行えるよう配慮されています。
それに加えて、立地も非常に恵まれています。関東地方の中心部にある北利根工業団地内に位置しており、主要都市へのアクセスが良好で、物流の効率性を高めています。圏央道へのアクセスもスムーズで、県外であっても物流コストを軽減できる環境が整っています。
「プロロジスパーク古河7」は、約22,500㎡の敷地に、延床面積約11,800㎡を持つ物流施設で、さまざまな危険物の保管に対応するため、泡消火設備が設けられています。特にリチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類などの需要に応えるための環境が整備され、荷降ろし作業を雨天時でもスムーズに進められるよう配慮されています。
さらに、管理棟には入居企業向けのシェアオフィスが設置されており、柔軟な業務利用が可能です。このシェアオフィスは、家具も備え付けられ、入居後すぐに利用できる環境が整っています。
「プロロジス古河7」の完成により、HAZMAT倉庫のニーズに対する解決策が提案され、国内の物流業界の進化が期待されます。プロロジスは、引き続き物流施設の開発を進め、お客様の物流効率化のニーズに応えていく所存です。今後の展開が楽しみです。